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【群発頭痛】目の奥の激痛の群発頭痛の発作が軽くなりました!
群発性頭痛に悩み来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
毎年、決まった季節になると必ず目の奥がえぐられるような強烈な痛みに襲われ、群発性頭痛の発作が起こっていた。痛みは片側性で、特に夜間や明け方に突然発症することが多く、睡眠を妨げるほどの激痛で起きてしまうこともあった。
発作が出ている期間中は、1日1回〜数回、数週間続けて激痛に苦しみ、日常生活に大きな支障をきたしていた。外出や仕事、人との約束すらも発作が起きるかもしれない不安から避けるようになり、精神的なストレスや孤立感も強まっていた。
特に目の奥の痛みがひどいときには吐き気や涙、鼻水も伴い、「頭が破裂するのではないか」と思うほどの痛みにただ耐えるしかなかったという状態だった。
来院に至るまでの経緯
初めて群発性頭痛の診断を受けてから長年にわたり、神経内科や頭痛外来を転々としながら、さまざまな対症療法を受けてきた。主に処方されたのはトリプタン系の薬や発作時の酸素吸入で、発作そのものを抑える一時的な処置はできても、発作の周期や激しさに大きな変化は見られなかった。
医師からも「根本的に治す方法はない」と言われ、年に一度の“地獄のような時期”をただ耐え抜くしかない日々が続いていた。そのような状況の中で、「薬に頼らず、自分の体質や根本原因から整える治療はできないか」と模索するようになり、インターネットでの情報収集や書籍を読む中で、東洋医学の考え方に関心を持つようになった。
ちょうどそのタイミングで、長年頭痛に悩んでいた知人が「寿楽堂さんで良くなった」と紹介してくれたことがきっかけとなり、来院を決意。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 唾液アミラーゼストレス検査値:142(ストレス非常に高め)
- 脈診:肝・胆経に著しい虚、脈は細く浮き、心包にも緊張反応あり
- 東洋医学的検査所見:胸鎖乳突筋検査法(気診)
- 易経的治療段階:四象
- シュタイナー人智学的治療対象領域:メンタル体
- 治療方式:経絡、経筋、無分流、太極治療を同時に行う
- 難経69難 前半型「虚するものはその母を補う」
- 肝経補法
- 適応経穴と方法:曲泉に鍼、置鍼
- 顔色・皮膚の観察:顔全体にくすみと赤み、特に目元に浮腫感とクマあり
- 冷え・熱感の確認:手足の冷えが強く、頭部に熱感とのぼせあり
施術内容と経過
当院では、肝経の補法を基本とし、主に「曲泉」への鍼を用いて全身の気血を調整。精神的ストレスや自律神経のバランスにも着目しながら施術を実施しました。
経絡、経筋、無分流、太極治療を同時治療 治療適応経穴 曲泉 右曲泉→左曲泉 置鍼時間5分
その後巡りを安定させるために休息10分
診断された経穴1穴(両側)に治療することにより、順次進行しながら治療される効率的な方法です。(例えば、経絡肝経補法→腎経→胃経→経筋胆経→膀胱経→・・・→三焦経→足三里など気診的に反応をみれば36の経穴に治療している

(1回目~12回目・週2回ペース)
初回施術後、睡眠の質がやや改善。3回目以降、「頭痛が来そうな予感はあるが発作が軽く済んだ」との報告。発作時の痛みが徐々に弱まり、10回目には一度も発作が起きない週も出てきた。施術後は「頭がすっきりして、よく眠れる」との実感あり。12回目には、発作の周期が延びてきた。
(13回目~30回目・週1回ペース)
季節の変わり目でも発作が起こらなくなった。20回を過ぎると、日常生活での不安感も軽減し、「発作の恐怖にとらわれず生活できるようになった」との声が。28回目では、これまで発作が起きていた月を無事に乗り越え、自信を得た様子。身体全体の冷えも和らぎ、目の奥の違和感や重さも解消。
(30回目以降・月2回)
現在は月に1回程度の通院を継続し、再発予防に努めている。頭痛の不安がない状態を維持できており、仕事や家庭での活動にも積極性が戻ってきている。日々のコンディションの乱れや、季節の変わり目にも影響されにくくなっている。
以下ご本人のメッセージ
長年、群発性頭痛に悩まされてきました。決まった時期に突然目の奥をえぐられるような激しい痛みが出て、日常生活もままならず、発作が起きるのが怖くて常に緊張していました。病院では痛み止めの処方と酸素吸入を勧められましたが、根本的な解決には至らず、どこかに本当によくなる方法がないかと探していたところ、知人に寿楽堂さんを紹介してもらいました。
初めての来院では、丁寧なカウンセリングと検査をしていただき、自分でも気づいていなかった心身のバランスの崩れや冷えの状態、ストレスの影響まで把握してくださったのが印象的でした。治療を受けるごとに、頭痛の頻度や強さが少しずつ変わっていき、「あ、来るかも」と思っていた発作が軽く済むようになったのです。
今では発作の周期が伸び、症状がかなり軽くなっています。薬に頼らず、こうして自分の身体を根本から整える治療を受けられたことが、本当にありがたく思っています。先生とのお話や、施術後のすっきりした感覚も毎回楽しみです。これからも定期的に通って、再発しないようにケアを続けたいと思っています。
K.Aさん(女性)
院長からのコメント
群発性頭痛は西洋医学でも対応が難しい症状の一つですが、東洋医学の視点では「身体の乱れた流れ」を整えることで改善の糸口が見えてきます。
症状だけにとらわれず、ストレス・冷え・体質など全身から根本原因を見つけ、丁寧に整えていくことで再発を防ぎます。痛みをただ我慢するのではなく、自分の体と向き合いながら希望を持てる治療を、私たちは目指しています。
群発頭痛でお悩みなら…
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