
院長:泉お気軽にご相談ください!


腰の痛みや足のしびれに悩まされていると、少しでも楽になる方法を探したくなりますよね。家電量販店やネット通販で手軽に購入できる低周波治療器を見て、「これで椎間板ヘルニアが良くなるかもしれない」と期待される方も多いのではないでしょうか。
整形外科でヘルニアと診断されて以来、痛み止めや湿布を続けているけれど、根本的な改善には至らず、かといって手術には踏み切れない。そんな状況で「ヘルニアが治った」という口コミを見かけると、つい試してみたくなる気持ちはよく分かります。


30年で17万人以上を施術してきた経験から、低周波治療器とヘルニアの関係について正しい知識をお伝えします
低周波治療器は電気刺激を用いて筋肉や神経に働きかける医療機器の一種です。周波数が1Hzから1,000Hz程度の低い電流を体表に流すことで、痛みの緩和や血行促進を目的としています。整骨院や接骨院で使われる業務用から、家庭で気軽に使える小型タイプまで、様々な種類が存在します。
この治療器が痛みに効くメカニズムには、主に二つの理論があります。ひとつは「ゲートコントロール理論」と呼ばれるもので、電気刺激が脊髄レベルで痛みの信号を遮断するという考え方です。もうひとつは血行促進効果で、筋肉を収縮させることで血流を改善し、疲労物質の排出を促すというものです。
家庭用の低周波治療器は医療機器として認可されているものの、あくまで症状の一時的な緩和を目的とした機器であることを理解しておく必要があります。業務用と比べると出力が制限されており、深部の筋肉や神経までしっかり刺激を届けることは難しいのが現実です。
結論から申し上げますと、低周波治療器は椎間板ヘルニアの症状を一時的に和らげることはできても、根本的に治すことはできません。これは非常に重要なポイントです。ネット上で「ヘルニアが治った」という口コミを見かけることがありますが、それは正確には「痛みやしびれが軽減した」という意味であり、飛び出した椎間板が元に戻ったわけではないのです。
椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にあるクッション材である椎間板が変形し、中のゲル状の髄核が飛び出して神経を圧迫している状態です。低周波治療器の電気刺激は筋肉の表層に作用するため、この物理的な構造変化に直接働きかけることはできません。
低周波治療器が比較的効果を発揮しやすいのは、ヘルニアに伴う筋肉の緊張や血行不良による痛みです。神経圧迫によって周辺の筋肉が過度に緊張したり、姿勢の偏りから二次的に生じた筋肉痛などには、ある程度の緩和効果が見込めます。
一方で、急性期の激しい痛みや、神経の強い圧迫によるしびれには効果が限定的です。特に足に力が入らない、排尿障害があるといった重度の神経症状がある場合は、低周波治療器だけで対処しようとするのは危険です。すぐに医療機関を受診する必要があります。


「効果があるなら長時間使えばもっと良くなるはず」と考えて、推奨時間を大幅に超えて使用される方がいらっしゃいます。しかし、これは逆効果になることがあります。過度な電気刺激は筋肉を疲労させ、かえって痛みを増強させる可能性があるのです。
メーカーが推奨する使用時間は通常1回15分から30分程度で、1日2回から3回までとされています。この基準を守ることが大切です。また、同じ部位に連続して使用すると皮膚トラブルを起こすこともあるため、パッドの位置を少しずつ変えるなどの工夫も必要です。
低周波治療器には使用してはいけない方や状況があります。心臓ペースメーカーを使用している方、妊娠中の方、心臓疾患のある方、悪性腫瘍のある方などは使用できません。また、感覚が鈍い部位や傷のある皮膚、金属インプラントが入っている部位への使用も避けるべきです。
購入前には必ず取扱説明書をよく読み、自分が使用しても問題ないか確認してください。不安がある場合は、主治医や専門家に相談することをおすすめします。
低周波治療器は決して悪いものではありません。適切に使用すれば、日常生活の中で痛みを和らげる補助的なツールとして役立ちます。ただし、それだけに頼るのではなく、より根本的なアプローチと組み合わせることが重要です。
椎間板ヘルニアの多くは、身体的なストレスだけでなく、精神的・社会的なストレスも関係しています。長年の姿勢の偏り、仕事のストレス、運動不足、肥満など、複数の要因が複雑に絡み合っているのです。
当院では、椎間板ヘルニアでお悩みの方に対して、東洋医学に基づいた鍼灸気功整体による施術を行っています。低周波治療器のような表面的な刺激ではなく、身体の深部にある経絡やツボに働きかけることで、自然治癒力を高めていくアプローチです。
気診という独自の検査法を用いて、あなたの身体とこころの状態を多角的に分析し、痛みの本当の原因を探ります。内因性ストレス、外因性ストレス、生活習慣など、様々な角度から根本原因にアプローチすることで、症状の改善だけでなく再発予防にもつながります。
「できれば手術はしたくない」という気持ちは、とてもよく分かります。実際、椎間板ヘルニアの多くは保存療法で改善することが分かっています。ヘルニアは自然に縮小することもあり、適切なケアを続けることで手術を回避できるケースも少なくありません。
しかし、低周波治療器だけで何とかしようとするのは、あまりにも心もとない選択です。痛みを我慢し続けることで、かえって症状が慢性化したり、他の部位にまで影響が及んだりする可能性があります。
当院には、病院で手術を勧められたものの、鍼灸整体の施術によって症状が改善し、手術を回避できた方が数多くいらっしゃいます。30年で17万人以上の施術実績の中で培ってきた経験とデータから、あなたに最適な施術プランをご提案することができます。
低周波治療器は、正しく理解して使えば日常生活の中での痛み緩和に役立つツールです。しかし、それはあくまで対症療法であり、根本解決ではありません。椎間板ヘルニアという病態そのものを改善するためには、もっと本質的なアプローチが必要なのです。
あなたの身体は、今この瞬間も「治ろう」としています。その自然治癒力を最大限に引き出すこと、それが私たち東洋医学の根本的な考え方です。痛み止めや低周波治療器で一時的に痛みをごまかすのではなく、身体とこころのバランスを整えることで、真の健康を取り戻していただきたいのです。
痛みやしびれで悩む日々から解放されて、好きな趣味を再開したり、家族との時間を心から楽しんだり、仕事に集中できたりする生活。そんな当たり前の日常を取り戻すことは、決して夢ではありません。低周波治療器で改善が見られない、手術は避けたい、そんな悩みを一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。あなたの「治りたい」という思いに、30年の実績と経験で全力でお応えいたします。

