
院長:泉お気軽にご相談ください!


待ち望んでいた妊娠が判明したとき、喜びとともに「これからどうすればいいのだろう」という不安も湧いてきますよね。特に、不妊症の改善を目指して鍼灸治療を続けてこられた方にとって、妊娠が分かった後の鍼灸をいつまで続けるべきかは大きな悩みになるのではないでしょうか。
「せっかく授かった命だから、流産だけは絶対に避けたい」「でも、妊娠初期に鍼灸を受けても大丈夫なのかしら」そんな気持ちでこのページにたどり着かれた方も多いと思います。


30年間で17万人以上の方を診てきた経験から、妊娠後の鍼灸ケアについて詳しくお伝えします
妊娠判定が陽性になった瞬間、多くの方が真っ先に考えるのが「今まで通っていた鍼灸院にこのまま通い続けていいのだろうか」という疑問です。結論から申し上げますと、妊娠後も鍼灸治療を継続することは可能ですし、むしろ推奨される場合が多いのです。
不妊鍼灸の施術を受けて妊娠された方の身体は、まだ完全に安定した状態とは言えません。妊娠が成立したということは、卵子と精子が出会い着床したという第一段階をクリアしたに過ぎず、ここから赤ちゃんがしっかり育つ環境を整えていく必要があるのです。
当院では、妊娠判定陽性後も継続して施術を受けていただくことで、流産リスクを軽減し、安定した妊娠生活をサポートしています。特に妊娠12週までの初期は最も流産のリスクが高い時期ですので、この期間こそ丁寧なケアが必要になります。
「妊娠初期に鍼を打っても赤ちゃんに影響はないのでしょうか」という質問は、本当によくいただきます。これは当然の心配ですよね。
当院で行う鍼灸施術は、髪の毛ほどの細さの鍼を使用し、身体に負担をかけない優しい刺激で行います。妊娠初期であっても、適切なツボを選択し、刺激量を調整すれば、母体にも胎児にも悪影響を与えることはありません。むしろ、血流を改善し自律神経を整えることで、胎児の成長に必要な栄養や酸素がしっかり届く環境を作ることができます。
ただし、妊娠中は避けるべきツボや刺激方法もあります。当院では30年以上の臨床経験をもとに、妊娠週数や体調に合わせた施術プランを組み立てていますので、安心してお任せいただけます。
東洋医学では、妊娠初期は「血」を養い「気」の巡りを整えることが最も重要だと考えられています。不妊治療を経て妊娠された方の多くは、身体の気血が不足している状態であることが多く、そのまま放置すると流産のリスクが高まります。
鍼灸施術によって腎経や肝経といった妊娠維持に深く関わる経絡を整えることで、母体の生命力を高め、赤ちゃんがすくすく育つ土台を作ることができるのです。


では、具体的にいつまで鍼灸治療を続ければよいのでしょうか。これは個人差がありますので一概には言えませんが、一般的な目安をお伝えします。
最も大切なのは、妊娠12週までの期間です。この時期は胎盤がまだ完成しておらず、流産のリスクが最も高い時期になります。当院では、この期間は週に1回程度の施術を推奨しています。
妊娠12週を過ぎて安定期に入ると、流産のリスクは大幅に低下します。ここまで来れば、鍼灸治療の頻度を2週間に1回、あるいは月に1回程度に減らしていくことができます。
安定期以降も鍼灸を継続される方も多くいらっしゃいます。妊娠中期以降は、つわりの軽減、腰痛や肩こりの改善、逆子の予防、安産のためのケアなど、妊娠週数に応じた様々なサポートが可能になります。
実際に当院でも、妊娠初期から出産直前まで継続して通われた方は、安産で元気な赤ちゃんを出産されるケースが非常に多いです。
妊娠が判明した後も鍼灸を続けることで、具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。
鍼灸施術によって子宮への血流が改善されると、胎盤の形成がスムーズに進み、赤ちゃんに十分な栄養が届きやすくなります。また、ストレスホルモンを抑制し、妊娠維持に必要なプロゲステロンなどのホルモンバランスを整える効果も期待できます。
妊娠初期の辛いつわりも、鍼灸で軽減できる場合が多いです。吐き気、食欲不振、全身の倦怠感などの症状に対して、胃経や脾経といった消化器系の経絡を整えることで、楽になったと感じる方がたくさんいらっしゃいます。
妊娠初期は「本当に無事に育ってくれるだろうか」という不安でいっぱいになりますよね。鍼灸施術には自律神経を整え、心を落ち着かせる効果があります。定期的に施術を受けることで、安心感を得られるという心理的なメリットも大きいのです。
妊娠後の理想的な通院ペースについてもお伝えしておきましょう。
この時期は週に1回の施術が理想的です。着床を安定させ、胎盤形成をサポートするために、定期的なケアが必要になります。体調によっては週2回の施術をおすすめすることもあります。
安定期に入れば、2週間に1回程度に頻度を減らしても大丈夫です。つわりが落ち着き、体調が安定してくる時期ですので、メンテナンス的な施術で十分な場合が多いです。
妊娠後期は逆子の予防や腰痛対策、安産に向けた身体づくりのために、再び週1回程度の施術をおすすめしています。出産予定日が近づいたら、さらに頻度を上げることもあります。
「いつ鍼灸を卒業すればいいのか」というのも、よくいただく質問です。
基本的には、妊娠12週の安定期に入り、母子ともに順調であれば、鍼灸治療を一旦終了することも可能です。ただし、不妊治療を経て妊娠された方の場合、妊娠初期の流産リスクが一般の方よりもやや高い傾向にありますので、できれば安定期までは継続されることをおすすめしています。
また、妊娠中に腰痛や肩こり、むくみなどのマイナートラブルが出てきた場合は、その都度施術を受けることで快適なマタニティライフを送ることができます。
当院では、不妊鍼灸で妊娠された方が、そのまま安心して妊娠期間を過ごせるよう、妊娠週数に合わせた細やかなケアを提供しています。
妊娠が判明したら、まずは現在の身体の状態を詳しく検査します。ストレス検査と気診によって、妊娠維持に必要な気血の状態をチェックし、流産リスクを最小限に抑えるための施術計画を立てます。
妊娠4週から8週は着床を安定させるための施術、妊娠8週から12週は胎盤形成をサポートする施術、妊娠12週以降は母体の体調管理を中心とした施術というように、週数に応じて最適な施術内容に調整していきます。
妊娠中は体調の変化も激しく、予約していても当日体調が悪くなることもあります。当院では、妊婦さんの体調を最優先に考え、柔軟な予約変更にも対応していますので、安心して通っていただけます。
ここで、妊娠後の鍼灸についてよくいただく質問にお答えします。
体外受精で妊娠された方こそ、妊娠初期の鍼灸継続をおすすめします。体外受精の場合、自然妊娠に比べて初期流産のリスクがやや高いというデータもありますので、妊娠12週までは特に丁寧なケアが必要です。
つわりの症状によっては、施術を受けること自体が辛い場合もあります。その際は無理をせず、体調の良い日に施術を受けていただければ大丈夫です。また、つわり軽減のためのツボ刺激は、ご自宅でできるセルフケアもお伝えしています。
鍼灸施術が流産を完全に防げるわけではありませんが、血流改善や自律神経調整によって、母体の妊娠維持能力を高めることは可能です。当院のデータでは、妊娠判定陽性後も継続して施術を受けられた方の出産率は非常に高い結果となっています。
不妊鍼灸を受けて待望の妊娠を果たされた皆さん、本当におめでとうございます。そして、妊娠が判明した後の不安な気持ちもよく分かります。
妊娠は新しい命を宿すという奇跡の始まりですが、同時に母体には大きな変化が訪れます。その変化に身体がうまく適応できるようサポートするのが、妊娠後の鍼灸ケアの役割です。
いつまで鍼灸を続けるべきかは、お一人おひとりの体調や妊娠経過によって異なりますが、少なくとも妊娠12週の安定期までは継続されることをおすすめします。その後は、体調を見ながら頻度を調整していけば良いでしょう。
私たち富山寿楽堂鍼灸院では、30年以上にわたり多くの妊婦さんをサポートしてきました。妊娠後の不安や疑問、体調の変化など、どんな小さなことでも構いませんので、一人で悩まずにいつでもご相談ください。あなたと赤ちゃんの健やかな日々を、全力でサポートさせていただきます。

