
院長:泉お気軽にご相談ください!


リハビリを受けているけれど、なかなか思うように回復が進まない、痛みや痺れが取れないとお悩みではありませんか。病院でのリハビリに加えて、鍼灸治療とリハビリの併用を検討されている方も多いのではないでしょうか。実は、この二つを上手に組み合わせることで、それぞれ単独で行うよりも高い効果が期待できることが分かっています。
私のところにも、脳梗塞や脳出血の後遺症、整形外科的な疾患でお悩みの方が多く来院されますが、医療機関でのリハビリと当院の鍼灸治療を併用することで、機能回復が早まったというお声をたくさんいただいています。


30年の臨床経験から、リハビリと鍼灸の併用は非常に効果的だと実感しています
結論から申し上げますと、鍼灸治療とリハビリテーションは併用することが可能です。むしろ、多くの医療現場や研究で、両者を組み合わせることによる相乗効果が報告されています。ただし、保険適用の条件や施術のタイミングについては、いくつか注意すべき点がありますので、詳しくご説明していきます。
在宅療養をされている方の場合、介護保険を使った訪問リハビリと、医療保険を使った訪問鍼灸マッサージを同時に受けることができます。これは、それぞれ異なる保険制度を利用するため、制度上の問題はありません。ただし、同じ疾患名で同日に両方のサービスを受ける場合には、時間をずらすなどの配慮が必要になることがあります。
例えば、脳卒中後遺症による麻痺でリハビリを受けている方が、同じ症状で鍼灸治療を受ける際には、午前中にリハビリ、午後に鍼灸というように時間帯を分けることで、スムーズに両方のケアを受けることができます。
病院やクリニックで外来リハビリを受けながら、当院のような鍼灸院に通院されるケースも非常に多くあります。この場合も基本的には併用に問題はありませんが、医療保険を使ったリハビリと医療保険を使った鍼灸治療を同一疾患で受ける場合には、保険請求の関係で調整が必要になることがあります。当院では自費診療となりますので、その点の心配はございません。
なぜ鍼灸とリハビリを併用すると効果が高まるのでしょうか。それは、それぞれが異なるアプローチで身体の回復を促すからです。リハビリテーションは、運動療法を中心に筋力や関節の可動域を改善していく西洋医学的なアプローチです。一方、鍼灸治療は、身体のツボを刺激することで気血の巡りを整え、自然治癒力を高める東洋医学的なアプローチになります。
リハビリを行う際に、痛みがあったり筋肉が硬く緊張していたりすると、十分な運動ができず効果が限定的になってしまいます。鍼灸治療には優れた鎮痛効果と筋肉の緊張を和らげる効果がありますので、リハビリ前に鍼灸治療を受けることで、より効果的な運動療法が可能になるのです。
実際に、脳卒中後の痙性麻痺でお悩みの方が、リハビリ前に鍼灸治療を受けることで筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がったという報告は数多くあります。痛みが軽減されることで、患者さんご本人も積極的にリハビリに取り組めるようになり、結果として回復が早まります。
鍼灸治療には血液循環を促進する作用があります。特に脳卒中後遺症の方の場合、患側の血流が低下していることが多く、これが機能回復を妨げる一因となっています。鍼灸によって全身の血流が改善されると、脳への血流量も増加し、神経細胞の回復が促されます。
ある研究では、急性期脳卒中患者にリハビリと鍼治療を併用したところ、リハビリ単独の群と比較して、神経機能や運動機能、日常生活動作能力において有意な改善が見られたという結果が報告されています。これは、鍼治療が脳の可塑性を高め、リハビリの効果を最大化したためと考えられます。
リハビリを続けることは、身体的にも精神的にも大きな負担となります。思うように回復しない焦りや不安、痛みによるストレスは、自律神経のバランスを乱し、さらなる症状の悪化を招くこともあります。鍼灸治療には自律神経を整える効果があり、心身ともにリラックスした状態を作ることで、自然治癒力を高めることができます。
当院では、施術前に唾液アミラーゼによるストレス検査を行い、数値でストレス度を確認しています。鍼灸治療を受けた後には、多くの方でストレス値が低下し、副交感神経が優位になることが確認されています。このリラックス効果が、リハビリの効果を高める土台となるのです。


鍼灸とリハビリを併用する際には、どのような順序やタイミングで受けるのが効果的なのでしょうか。これは個々の症状や状態によって異なりますが、一般的な考え方をご紹介します。
最も効果的なのは、リハビリの前に鍼灸治療を受ける方法です。鍼灸によって痛みが軽減され、筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善された状態でリハビリを行うことで、より質の高い運動療法が可能になります。当院に通われている方の中にも、午前中に当院で施術を受けてから、午後に病院でリハビリを受けるというスケジュールを組んでいる方がいらっしゃいます。
同じ日に両方を受けるのが難しい場合や、身体への負担を考慮して、リハビリの日と鍼灸の日を分けるという方法もあります。例えば、週3回リハビリを受けている方が、その間の日に週1〜2回鍼灸治療を受けることで、継続的に身体の状態を整えながらリハビリの効果を高めることができます。
急性期や症状が強い時期には、週2〜3回の鍼灸治療と並行してリハビリを行うことで、早期の機能回復を目指します。症状が落ち着いてきたら、鍼灸の頻度を週1回程度に減らし、維持期のケアとして継続していくという流れが理想的です。当院では、初回の検査と施術をもとに、過去のデータと照合しながら、お一人お一人に最適な治療計画書を作成してご提案しています。
併用を検討される際に、やはり気になるのが費用のことですよね。訪問リハビリは介護保険、訪問鍼灸マッサージは医療保険を使うことができますので、それぞれ1割〜3割の自己負担で受けることが可能です。外来リハビリも医療保険が適用されます。
当院のような鍼灸院での治療は、保険適用ではなく自費診療となりますが、はり師きゅう師という国家資格による施術ですので、領収書を保管していただければ医療費控除の対象となります。確定申告の際に申請することで、税金の還付を受けることができますので、ぜひご活用ください。
鍼灸とリハビリの併用は、特に以下のような方におすすめです。
脳梗塞や脳出血の後遺症による麻痺、痺れ、痙縮、言語障害などでリハビリを受けている方です。鍼灸治療を併用することで、神経機能の回復が促され、運動機能や日常生活動作能力の改善が期待できます。嚥下機能や認知機能の改善にも効果が報告されています。
腰痛、膝痛、肩関節周囲炎、頸椎症、腰椎椎間板ヘルニアなどの整形外科的な疾患で、病院でリハビリを受けているけれど痛みがなかなか取れない、可動域が広がらないという方にも併用は効果的です。鍼灸による鎮痛効果と抗炎症作用が、リハビリの効果を高めます。
パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの神経変性疾患の方も、リハビリと鍼灸を併用することで、筋強剛や振戦の軽減、バランス能力の向上などが期待できます。進行性の疾患であっても、生活の質を維持向上させることは可能です。
富山寿楽堂鍼灸院・整体院では、東洋医学に基づいた気診という独自の検査法を用いて、あなたの身体とこころの状態を詳しく診させていただきます。気診とは、筋反射テストを用いて、最も効果のあるツボを見つける方法です。このツボに、髪の毛ほどの細さの鍼で優しく刺激することで、身体の自然治癒力を高めていきます。
施術は痛みを伴わない優しいツボ施術ですので、初めての方でも安心して受けていただけます。施術後には、身体がじんわり温まり、深いリラックス状態を感じていただけるはずです。約30年で17万人以上の方に施術をさせていただき、多くの改善事例を積み重ねてきました。
鍼灸とリハビリを併用する際には、いくつか注意していただきたい点があります。まず、現在受けているリハビリの担当者や主治医に、鍼灸治療も併用する予定であることをお伝えください。医療機関との連携が取れていると、より安全で効果的な治療が可能になります。
また、同じ日に両方を受ける場合には、身体への負担も考慮して、十分な休息時間を取るようにしてください。特に高齢の方や体力が低下している方は、無理をせず、ご自身の体調と相談しながら進めていくことが大切です。
リハビリだけでは思うように回復が進まない、痛みや痺れが改善しないとお悩みの方は、ぜひ鍼灸治療との併用をご検討ください。西洋医学と東洋医学、それぞれの良いところを組み合わせることで、より高い効果が期待できます。当院では、お一人お一人の症状や状態に合わせて、最適な施術計画をご提案させていただきます。一人で悩まず、どんな小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。あなたの回復を全力でサポートいたします。