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眠りが浅い人に共通する特徴と原因

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「昨夜もちゃんと寝たはずなのに、なんだか身体がだるい…」そう感じながら朝を迎えたことはありませんか。睡眠時間は確保できているのに、疲れが抜けない。そんな悩みを抱えている方は、もしかすると不眠症や眠りの浅さが関係しているかもしれません。

寝ているはずなのに熟睡感がない、夜中に何度も目が覚める、朝の目覚めがいつもスッキリしない。これらはすべて、眠りの質が低下しているサインです。今回は、眠りが浅くなっている方に見られる特徴と、その背景にあるメカニズムを、東洋医学の視点も交えながらお伝えしていきます。

院長:泉

約30年・17万人以上の施術を通じて感じてきたのは、眠れない悩みを「たかが睡眠」と軽く見ている方があまりにも多いということです。眠りの質が低下すると、心と身体の両方に確実に影響が出てきます。ぜひ最後まで読んで、ご自身の状態と照らし合わせてみてください

目次

眠りが浅い状態とはどういうことか

まず最初に、そもそも「眠りが浅い」とはどのような状態なのかを整理しておきましょう。私たちの睡眠は、浅い眠りと深い眠りが交互に繰り返されるリズムで成り立っています。浅い眠りの時間が必要以上に長くなったり、深い睡眠にうまく入れなかったりすると、たとえ7〜8時間横になっていても、身体と脳が十分に回復できないのです。

深い眠りの時間帯に、成長ホルモンが分泌されたり、脳の老廃物が排出されたり、記憶が整理されたりと、身体の修復作業が集中的に行われます。この大切なプロセスが妨げられると、翌朝に疲労感が残るのは当然のことです。「寝ても疲れが取れない」という感覚は、まさにこのメカニズムが乱れているサインと言えます。

こんな特徴に心当たりはありませんか

眠りが浅くなっている方には、日常生活の中でいくつかの共通したサインが現れてきます。「自分はぐっすり眠れている」と思っていても、次にご紹介する特徴に当てはまる場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。ひとつひとつ、丁寧に確認してみてください。

朝、目覚めたときに疲れが残っている

これはもっともわかりやすいサインのひとつです。十分な時間眠ったにもかかわらず、起き上がるのがつらかったり、身体がだるく感じたりする場合は、深い眠りに入れていない可能性が高いです。健康的な睡眠であれば、朝の目覚めは比較的すっきりとしているはずです。「毎朝だるいのは年のせい」と片付けてしまいがちですが、それは体からの大切なサインかもしれません。

夜中に何度も目が覚める

睡眠の途中でふと目が覚めてしまい、その後なかなか寝付けないという経験はありませんか。中途覚醒と呼ばれるこの状態は、自律神経が十分に落ち着いていないときに起こりやすいです。特に明け方の3時〜5時頃に目が覚めるという方は、東洋医学的には「肝」のエネルギーバランスが乱れているサインとして捉えることがあります。

日中に強い眠気や倦怠感がある

昼食後でもないのに強い眠気を感じる、会議中や読書中にどうしても目が重くなる、といった経験が続いていませんか。夜間の睡眠が質的に不十分だと、昼間の覚醒状態を保つことが難しくなります。日中の過度な眠気は、夜の睡眠の質が問われているサインと考えるべきです。

夢をよく見る、または夢の内容を細かく覚えている

「毎晩夢を見る」「夢の内容をはっきり覚えている」という方は、深い眠りではなく浅い眠りの時間が長くなっているケースがあります。夢は主に浅い眠りの段階で見ることが多く、夢の多さや鮮明さは睡眠の浅さと関連していることがあるのです。もちろん夢を見ること自体は自然なことですが、毎晩のように鮮明な夢で目が覚めるという場合は注意が必要です。

寝付きが悪く、布団の中でぐるぐる考えてしまう

「横になってもなかなか眠れない」「布団に入ってから仕事のこと、家族のことが頭をよぎって止まらない」という方は多いのではないでしょうか。入眠時に思考が止まらない状態は、交感神経が優位なまま就寝しようとしているサインです。本来であれば、夜にかけて副交感神経が優位になり、心と身体がゆっくりと緩んでいくはずなのです。

起床時間より早く目が覚めてしまう

目覚まし時計より1〜2時間も早く目が覚め、その後眠れないまま朝を迎えてしまう、いわゆる早朝覚醒と呼ばれる状態も眠りの浅さと関係しています。特に40代以降の方に多く見られ、加齢によるホルモンバランスの変化や、慢性的なストレスの蓄積が関与していることが多いです。

なぜ眠りが浅くなってしまうのか

眠りが浅くなる背景には、単一の原因があるわけではありません。当院で施術に携わってきた経験から感じるのは、眠りの問題にはさまざまな要因が複雑に絡み合っているということです。ここでは代表的な原因をいくつかご紹介します。どれが自分に当てはまりそうか、考えながら読み進めてみてください。

自律神経の乱れ

眠りの質に最も深く関わっているのが、自律神経のバランスです。私たちの身体は、日中は活動モードの交感神経が、夜は休息モードの副交感神経が優位になることで、自然なリズムを刻んでいます。しかし、仕事のストレスや過労、不規則な生活習慣などによってこのスイッチがうまく切り替わらなくなると、夜になっても交感神経が高ぶったままになり、眠りが浅くなります。

慢性的なストレスの蓄積

精神的なストレスが続くと、コルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌されます。このホルモンは本来、朝に高くなり、夜には下がるリズムがあります。ところが慢性的なストレス状態が続くと夜間もコルチゾールのレベルが高いままとなり、脳が緊張状態から抜け出せず、深い眠りに入ることができなくなります。東洋医学では、この状態を「気」の巡りが滞り、心と身体のバランスが崩れた状態として捉えます。

加齢とホルモンバランスの変化

40代を過ぎると、眠りを促すメラトニンというホルモンの分泌量が低下してきます。また、女性の場合は更年期にエストロゲンが減少することで、ほてりや発汗とともに夜中に目が覚めやすくなることが多く見られます。これは決して異常なことではありませんが、放置すると慢性的な睡眠不足へとつながることがあるため、適切なケアが必要です。

生活習慣の影響

寝る直前までスマートフォンを見ることも、眠りを妨げる大きな要因のひとつです。スマートフォンの画面から出るブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまいます。また、夕方以降のカフェイン摂取や、寝酒の習慣なども、一見眠れているように感じても睡眠の質を低下させることが分かっています。「お酒を飲むとよく眠れる」という方は、特に注意が必要です。

身体の冷えと血行不良

東洋医学の視点から見ると、身体が冷えていて気血の巡りが悪い状態は、眠りの質に大きく影響します。特に手足が冷えていると入眠しにくくなることが知られており、これは末梢の血管が開いて体温を放散することで眠気が誘発されるというメカニズムと関係しています。冷え性の方が眠りの浅さを訴えるケースは、当院でも非常に多く見られます

眠りが浅いまま放置するとどうなるのか

「少し眠りが浅いだけだから、たいしたことはない」と思っていませんか。しかし、眠りの質が低下した状態を長期間放置すると、心と身体のさまざまな部分に影響が及んできます。

まず、日中の集中力や判断力が低下します。仕事でのミスが増えたり、物事に対する意欲が湧かなくなったりすることで、生活全体のクオリティが下がっていきます。また、睡眠不足の状態が続くと免疫力が低下し、風邪をひきやすくなったり、身体の回復が遅くなったりすることもあります。

さらに見逃せないのが、感情への影響です。十分な深い眠りが取れていないと、感情のコントロールが難しくなり、些細なことでイライラしたり、不安感や落ち込みが増したりすることがあります。こうなると、眠れないストレスがさらなる眠れなさを引き起こすという悪循環に入り込んでしまいます。

東洋医学から見た眠りのメカニズム

西洋医学では睡眠の問題をホルモンや神経伝達物質のバランスという観点から捉えますが、東洋医学ではまた異なる視点でアプローチします。東洋医学において、眠りは「心(シン)」と呼ばれる臓腑の機能が大きく関わっていると考えられており、精神的な安定と深く結びついています。

「気・血・水」のバランスが整っていれば、自然と心が落ち着き、夜になれば穏やかに眠りに入れます。逆に気の巡りが滞ったり、血が不足したりすると、心が安定せず、眠りが乱れると考えます。当院では、こうした東洋医学的な観点から患者さんひとりひとりの状態を丁寧に診て、施術方針を組み立てています。

眠りの質を根本から整えるために

眠りの質を改善するためには、まず自分の睡眠がどんな状態にあるのかを正確に把握することが大切です。「なんとなく眠れていない気がする」という漠然とした感覚のまま、サプリや市販薬で対処しようとしても、根本的な改善にはつながりにくいのです。

今日からできる生活習慣の見直し

まず取り組みやすいのが、生活習慣の改善です。就寝の1〜2時間前からスマートフォンやパソコンの使用を控えること、カフェインの摂取を午後3時以降は避けること、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって身体を温めることは、どれも今日から始められる取り組みです。また、起床時間を毎日一定に保つことで、体内時計のリズムが整いやすくなります。

自律神経を整えることが最重要

生活習慣を整えることと並行して、自律神経のバランスを根本から整えることが、眠りの質を持続的に改善するためのカギになります。深呼吸や軽いストレッチ、ヨガなどのリラクゼーション法は、副交感神経を優位にするのに効果的です。ただし、自律神経の乱れが慢性化している場合は、こうした日常的なケアだけでは限界があることも多く、専門的なアプローチが必要になることがあります。

鍼灸による根本からのアプローチ

当院では、眠りの質でお悩みの方に対して、まず唾液アミラーゼを用いたストレス検査と、東洋医学に基づく気診(筋反射テスト)で、心と身体の状態を丁寧に把握することから始めます。どんな種類のストレスが影響しているのか、どの経絡に乱れがあるのかを明らかにしたうえで、髪の毛ほどの細さの鍼を使った優しいツボ施術によって、自律神経のバランスを整えていきます。

施術を受けた方からは「久しぶりにぐっすり眠れた」「朝の目覚めがまったく変わった」というお声を多くいただいています。薬に頼らず、身体本来の自然治癒力を高めることで、心と身体の両側から眠りを根本的に整えることができます。

眠りの悩みは、ひとりで抱え込まないでください

「眠れない」「熟睡できない」という悩みは、日常生活の中で当たり前のように受け流してしまいがちです。でも、眠りの問題は、あなたの心と身体からのSOS信号です。長年の眠りの悩みを持ちながら来院された方が、施術を重ねていくうちに「こんなに気持ちよく眠れたのは久しぶりです」「朝がこんなに楽になるとは思わなかった」と変化されていく様子を、私は何度も目の当たりにしてきました。

「たかが睡眠」と思っていたことが、実は心と身体の根っこにあった不調だったというケースは少なくありません。鍼灸は睡眠薬のように即効性があるわけではありませんが、身体の内側から整えていくことで、眠りの質が少しずつ、確実に変わっていきます。どうか一人で悩まずに、気軽に相談しに来てください。あなたが朝をすっきりと迎えられる日常を、一緒に取り戻していきましょう。


院長:泉

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