
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは。富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉賢秀です。風邪や喘息で咳が止まらず、背中まで痛くなってしまった経験はありませんか。咳をするたびに背中に痛みが走ると、日常生活もつらくなってしまいますよね。実は咳による背中の痛みでお悩みの方は意外と多く、当院にも「咳が続いて背中が痛くて眠れない」「背中が痛くて仕事に集中できない」といったご相談が寄せられています。
咳のしすぎで背中が痛くなる原因は、主に筋肉の疲労や肋間神経への負担が考えられます。咳は思っている以上に全身の筋肉を使う動作で、特に背中の筋肉や肋骨の間にある肋間筋に大きな負担がかかるのです。東洋医学の視点からみると、咳が長引くことで気血の巡りが滞り、筋肉が緊張状態になっていることも痛みの要因となります。


30年で17万人以上を診てきた経験から、咳による背中の痛みは適切な対処で改善できることがほとんどです
今回は、咳による背中の痛みの原因と、自分でできる対処法、そして病院を受診すべきタイミングについて詳しくお伝えしていきます。つらい症状を少しでも和らげるために、ぜひ最後までお読みください。
咳をするという動作は、想像以上に体に負担をかけています。咳一回で腹筋や背筋、肋間筋など様々な筋肉が瞬間的に収縮し、強い力が発生します。風邪や喘息で咳が何日も続くと、これらの筋肉が休む間もなく使われ続けることになるのです。
咳が続くことで最も多いのが、背中の筋肉疲労による痛みです。咳をする際には背中の筋肉である広背筋や僧帽筋が強く収縮し、この動作が繰り返されることで筋肉が疲労して炎症を起こします。特に普段から姿勢が悪い方や運動不足の方は、筋肉が弱っているため痛みが出やすい傾向にあります。東洋医学では気血の流れが滞ることで筋肉に十分な栄養が届かず、回復が遅れると考えています。
肋骨と肋骨の間を通る肋間神経が、咳の衝撃で刺激されることで痛みが生じるケースもあります。肋間神経痛は鋭い痛みが特徴で、咳をした瞬間にピリッと電気が走るような痛みを感じることがあります。呼吸をするだけでも痛みが出ることがあり、日常生活に大きな支障をきたします。ストレスや疲労が溜まっていると、神経が過敏になって痛みを感じやすくなることも分かっています。
長期間にわたって激しい咳が続いた場合、稀ではありますが肋骨の疲労骨折を起こすことがあります。特に骨粗鬆症のある高齢の方や、ステロイド薬を長期服用している方はリスクが高まります。疲労骨折の場合は咳をしなくても常に痛みがあり、触れるだけで強い痛みを感じるのが特徴です。このような症状がある場合は、早めに整形外科を受診する必要があります。
咳による背中の痛みを和らげるために、自宅でできる対処法をいくつかご紹介します。ただし、これらはあくまで一時的な対処法であり、根本的な改善には原因となっている咳を治すことが大切です。
背中の痛む部分を温めることで、血流が改善され筋肉の緊張がほぐれていきます。お風呂にゆっくり浸かったり、温かいタオルや使い捨てカイロを当てたりすると効果的です。当院でも施術の際に温熱療法を取り入れていますが、温めることで気血の巡りが良くなり、自然治癒力が高まることを実感しています。ただし、急性の炎症がある場合は逆効果になることもあるため、熱感や腫れがある場合は冷やす方が適切です。
咳をする際の姿勢を工夫するだけでも、背中への負担を軽減できます。咳が出そうになったら、胸の前でクッションや枕を抱えて、前かがみの姿勢で咳をすると背中の筋肉への衝撃が和らぎます。また、座っている場合は机に手をついて体を支えながら咳をすると良いでしょう。立っている時は壁に手をついたり、何かにもたれかかったりすることで、背中への負担を分散させることができます。
浅く速い呼吸が続くと、肋間筋や横隔膜に余計な負担がかかってしまいます。咳が落ち着いている時には、ゆっくりと深い呼吸を意識することが大切です。鼻からゆっくり息を吸い込み、口からゆっくりと吐き出す腹式呼吸を行うと、副交感神経が優位になってリラックスでき、筋肉の緊張もほぐれていきます。東洋医学でも呼吸は気の流れを整える基本とされており、正しい呼吸法は自然治癒力を高める効果があります。
背中の筋肉が硬くなっている場合は、無理のない範囲でストレッチを行うと痛みが和らぐことがあります。椅子に座った状態で両手を頭の後ろで組み、ゆっくりと背筋を伸ばすストレッチや、壁に手をついて胸を開くストレッチが効果的です。ただし、痛みが強い時に無理にストレッチをすると悪化する可能性があるため、様子を見ながら行ってください。
痛みがつらい場合は、消炎鎮痛剤の服用や湿布の使用も一つの方法です。ただし薬はあくまで対症療法であり、根本的な解決にはなりません。また長期的な服用は体に負担をかけることもあるため、できるだけ薬に頼らない方法を試してみることをお勧めします。当院では薬にできるだけ頼らない心と身体の健康支援を行っており、自然治癒力を高める施術で多くの方が改善されています。


多くの場合、咳による背中の痛みは数日から1週間程度で自然に軽減していきますが、以下のような症状がある場合は早めに医療機関を受診することをお勧めします。
発熱が続いている場合や、血痰が出る場合は肺炎などの感染症の可能性があります。また、安静にしていても痛みが強く日常生活に支障が出る場合、痛みが日に日に増している場合も受診が必要です。呼吸困難や胸の圧迫感がある場合は、心臓や肺の病気の可能性もあるため、すぐに病院へ行ってください。2週間以上咳が続いている場合も、喘息や慢性閉塞性肺疾患などの可能性があるため、呼吸器内科での検査をお勧めします。
咳が主な症状で背中の痛みがある場合は、まず呼吸器内科を受診すると良いでしょう。肺や気管支の状態を検査し、咳の原因を特定してもらえます。一方、咳が治まっているのに背中の痛みだけが続いている場合や、強い衝撃で痛みが出た場合は整形外科が適しています。どちらに行けばよいか迷う場合は、かかりつけ医に相談してみるのも一つの方法です。
東洋医学では、咳が長引くことは肺の気が弱まっている状態と考えます。肺は呼吸を司るだけでなく、全身の気の巡りにも関わる重要な臓器です。肺の気が弱まると、背中の経絡である膀胱経や督脈の流れも滞り、筋肉が硬くなって痛みが生じやすくなります。
当院では気診という東洋医学独自の検査法を用いて、あなたの体のどこに気の滞りがあるのかを見極めます。そして適切な経穴(ツボ)に鍼や灸を施すことで、気血の巡りを整え自然治癒力を高めていくのです。咳による背中の痛みでお悩みの方の多くが、数回の施術で痛みが軽減し、咳も落ち着いていく経過をたどっています。
実は咳が長引く背景には、ストレスが関係していることも少なくありません。ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、気管支が過敏になって咳が出やすくなります。また筋肉も緊張しやすくなるため、背中の痛みも感じやすくなるのです。当院では唾液によるストレス検査も行っており、あなたの心と体の状態を数値化して把握することができます。ストレスを軽減し心身のバランスを整えることが、根本的な改善につながります。
咳による背中の痛みを予防し、早く回復させるためには日常生活での工夫も大切です。まず十分な睡眠をとることで、体の修復機能が働き筋肉の疲労回復が促進されます。栄養バランスの良い食事も重要で、特にタンパク質やビタミンCは筋肉の修復に必要な栄養素です。
乾燥は咳を悪化させる要因になるため、室内の湿度を50〜60%程度に保つことをお勧めします。加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりするだけでも効果があります。また喫煙は気管支を刺激して咳を長引かせるため、禁煙することが望ましいです。
姿勢にも気をつけてください。猫背や前かがみの姿勢は背中の筋肉に負担をかけ、痛みを悪化させます。デスクワークの方は椅子の高さを調整し、背筋を伸ばした姿勢で作業できるよう環境を整えましょう。
咳による背中の痛みは、筋肉疲労や肋間神経痛が主な原因です。温める、正しい姿勢で咳をする、呼吸を整えるといった対処法で症状を和らげることができますが、発熱や血痰がある場合、痛みが強い場合は早めに医療機関を受診してください。
東洋医学の視点からは、気血の巡りを整え自然治癒力を高めることが根本的な改善につながります。当院では30年で17万人以上の施術実績をもとに、あなたの体質や症状に合わせた優しいツボ施術を行っています。薬にできるだけ頼らず、体本来の治る力を引き出すお手伝いをさせていただきます。
咳が長引いて背中の痛みがつらい時は、一人で悩まずにいつでもご相談ください。あなたが快適な日々を取り戻せるよう、全力でサポートいたします