
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは、富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉賢秀です。深夜に熱が出て眠れなくて困っていませんか?身体はだるいのに目が冴えてしまって、明日も仕事があるのにどうしようと不安になりますよね。発熱している時に睡眠薬を飲んでも良いのか、誰かに聞きたくてネットで調べている方も多いと思います。
実は私のところにも、風邪や体調不良で自律神経が乱れて眠れないという相談をいただくことがよくあります。今回は、熱があって眠れない夜に睡眠薬を使うべきかどうか、そして東洋医学の視点から見た本当に大切な対処法について、30年以上の臨床経験をもとにお話しさせていただきますね。


発熱時の睡眠は回復への第一歩、でも薬の使い方には注意が必要です
熱が出て眠れない夜は本当につらいものです。身体は休息を求めているのに、熱のせいで寝付けない状態が続くと、体力がどんどん奪われていきますよね。そんな時、手元にある睡眠薬を飲んでしまいたくなる気持ちはよくわかります。
結論から申し上げますと、発熱時に睡眠薬を使用すること自体は医学的に禁忌ではありません。ただし、いくつか注意すべき点があることを知っておいていただきたいのです。特に風邪薬や解熱剤と一緒に飲む場合、薬の成分が重複したり相互作用を起こしたりする可能性があります。
市販の風邪薬には、実は眠気を誘う成分が含まれているものが多くあります。抗ヒスタミン剤という成分がそれにあたり、鼻水を抑える効果と同時に眠気をもたらすのです。このような風邪薬を既に服用している場合、さらに睡眠薬を追加すると、眠気が強く出すぎてしまうことがあります。
また、解熱剤と睡眠薬を同時に服用すると、肝臓への負担が増える可能性も考慮しなければなりません。発熱している時は身体が病原体と戦っている状態なので、できるだけ内臓への負担は減らしたいところです。
処方薬の睡眠薬を普段から使っている方の場合は、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。特に高熱が続いている場合や、呼吸器系の症状がある場合は、睡眠薬によって呼吸が抑制される可能性もゼロではありません。
睡眠薬を使う前に、まずは解熱剤での対応を検討してみてください。アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛剤は、熱を下げるだけでなく、身体の不快感を和らげることで自然な眠気を促してくれます。
熱が38.5度以上ある場合は、解熱剤を適切に使用することで、体温が下がって楽になり、そのまま眠りにつける可能性が高いのです。身体が本来持っている自然な眠りのメカニズムを活用する方が、睡眠薬に頼るよりも質の良い休息が取れることが多いですよ。
ただし、解熱剤も使用方法を守ることが大切です。用法用量を超えた服用は避け、4時間から6時間の間隔を空けるようにしてください。
睡眠薬に頼る前に、まずは環境を整えることで驚くほど眠りやすくなることがあります。私が患者さんにお伝えしている対処法をいくつかご紹介しますね。これらは薬を使わずに自然な眠りを促す方法として、東洋医学の知恵も取り入れたものです。
発熱時の睡眠環境で最も重要なのが、室温と湿度の管理です。理想的な室温は18度から22度程度、湿度は50パーセントから60パーセントを保つようにしてください。熱がある時は身体から熱を放散させる必要があるため、やや涼しめの環境が快適に感じられます。
寝具の調整も大切なポイントです。厚手の布団をかけると熱がこもってしまうので、薄手のタオルケットや毛布で調整できるようにしておきましょう。汗をかいたらこまめに着替えることで、体温調節がスムーズになり眠りやすくなります。
加湿器がない場合は、濡れタオルを室内に干すだけでも効果があります。喉や鼻の粘膜が乾燥すると不快感で目が覚めやすくなるため、適度な湿度を保つことが良質な睡眠につながるのです。
発熱時は想像以上に体内の水分が失われています。寝る前にコップ一杯の水や、スポーツドリンクを薄めたものを飲んでおくと良いでしょう。ただし、一度に大量に飲むとトイレが近くなって眠りを妨げるので、少しずつ飲むことを心がけてください。
空腹でも眠れませんし、逆に満腹でも眠りにくくなります。食欲がある場合は、消化の良いおかゆやうどん、バナナなど軽いものを少量食べておくと安心です。身体が栄養を求めている時は、無理に食べないという判断も大切ですよ。
熱がある時は頭がぼーっとして眠れないことがありますね。そんな時は額や首の後ろを冷やすと頭がすっきりして眠りやすくなります。冷却シートや水で濡らしたタオルを使うと効果的です。
一方で、お腹や足元は冷やさないように注意してください。東洋医学では、身体の中心部である丹田(おへその下)を温めることが自然治癒力を高めると考えています。湯たんぽや温かい靴下を使って、下半身の冷えを防ぐことをおすすめします。


30年以上、鍼灸の施術を行ってきた経験から申し上げますと、発熱で眠れないという症状の背景には、気血の巡りの乱れが隠れていることが多いのです。西洋医学では発熱を単に体温の上昇として捉えますが、東洋医学ではもう少し深い視点で身体を観察します。
発熱は身体が病原体と戦っている証拠であり、決して悪いことばかりではありません。適度な発熱は免疫機能を活性化させて、ウイルスや細菌を撃退する大切な反応なのです。ですから、むやみに熱を下げることよりも、身体が本来持っている治癒力を最大限に引き出すサポートをすることが重要だと考えています。
東洋医学では、熱がある時は身体の「陽」の気が高ぶっている状態と捉えます。この高ぶりをうまく鎮めて、陰陽のバランスを整えることで、自然な眠りが訪れるようになるのです。
発熱時に眠れない大きな原因の一つが、自律神経の乱れです。熱があると交感神経が優位になりやすく、身体が緊張状態になってしまいます。本来であれば夜は副交感神経が優位になってリラックスモードに入るべきなのですが、発熱によってそのスイッチが入りにくくなっているのです。
当院では、気診という東洋医学独自の検査法を用いて、患者さんの自律神経の状態を確認しています。そして鍼灸や気功整体によって、薬に頼らずに自律神経のバランスを整えるお手伝いをさせていただいています。
日頃から自律神経を整えておくことで、風邪を引いた時でも症状が軽く済んだり、回復が早くなったりすることが多いですよ。
今回熱が出て眠れないという状況に直面されているかもしれませんが、実はそれ以前から睡眠の質が低下していたり、疲れが取れにくかったりしていませんでしたか?身体は急に不調になるわけではなく、じわじわと疲労が蓄積していった結果、発熱という形で表面化することが多いのです。
私が院長を務める富山寿楽堂鍼灸院・整体院では、「薬にできるだけ頼らない心と身体の健康支援」を理念として掲げています。もちろん、必要な時に適切に薬を使うことは大切です。しかし、常に薬で症状を抑えるのではなく、身体の根本から健康になることを目指していただきたいと考えています。
睡眠薬が手放せない、風邪を引くたびに症状が長引く、疲れが取れにくいといった悩みをお持ちの方は、自然治癒力が低下しているサインかもしれません。東洋医学に基づいた鍼灸気功整体によって、身体本来の治る力を高めることができます。
当院では約30年間で17万人以上の方に施術を行ってまいりました。不眠症や自律神経失調症、慢性的な疲労感など、様々な症状でお悩みの方が改善されています。痛みを伴わない優しいツボ施術で、お子様からご高齢の方まで安心して受けていただける内容です。
気診という独自の検査法で身体の状態を詳しく分析し、あなたに最適な施術計画をご提案いたします。単に症状を取り除くだけでなく、再発を防ぎ、健康な状態を維持できる身体づくりをサポートさせていただきます。
今夜熱が出て眠れずに困っているあなたも、まずは今回お伝えした対処法を試してみてください。そして、このような体調不良を繰り返さないために、根本から身体を整えることを検討していただければと思います。一人で悩まず、いつでも私たちにご相談ください。身体とこころの健康を、全力でサポートさせていただきます。