
院長:泉お気軽にご相談ください!


お子様が朝になると「食べられない」「気持ち悪い」と訴えて、朝食を全く受け付けない状態が続いていませんか。無理に食べさせようとすると吐き気が強くなり、学校にも行けなくなってしまう。そんな日々が続くと、保護者の方も「栄養が足りているのか」「このままでいいのか」と不安になりますよね。当院にも同じようなお悩みを抱えた親子がたくさん来院されています。
実は起立性調節障害のお子様の多くが、朝の食欲不振に悩まされているんです。これは決して「食べたくない」わけでも「怠けている」わけでもなく、自律神経の切り替えがうまくいかないことで起こる医学的な症状なんですね。


朝食が食べられないのは、お子様の意思ではなく身体の問題です。一緒に原因を理解して、無理のない対策を見つけていきましょう
起立性調節障害のお子様が朝食を食べられない理由は、自律神経のバランスが深く関係しています。私たちの身体には交感神経と副交感神経という2つの自律神経があり、この切り替えがスムーズに行われることで、朝は活動モードに入り、夜はリラックスモードになるという自然なリズムが生まれます。
しかし起立性調節障害のお子様は、朝になっても交感神経がうまく働かず、身体が「活動の準備」に入れない状態が続いてしまうんです。すると心臓から脳への血流が不足し、消化器官も十分に目覚めていないため、食欲がわかないどころか吐き気や気持ち悪さを感じてしまいます。これは東洋医学でいう「気血の巡りの滞り」とも関連していて、朝の時間帯に身体のエネルギーが上半身に届いていない状態といえます。
健康な方であれば、起床とともに自然と消化器官が活動を始め、空腹感を感じるものです。でも起立性調節障害のお子様の場合、午前中は胃腸の動きが極端に鈍く、まるで「胃腸も眠っている」ような状態になっています。このため食べ物を口にしても胃が受け付けず、むしろ負担になってしまうことが多いんですね。
さらに立ち上がることで血圧が急激に低下するため、脳への血流がさらに減少し、めまいや立ちくらみと同時に強い吐き気に襲われることもあります。お子様本人も「食べたいのに食べられない」というもどかしさを抱えているケースが多く、それがストレスとなって症状を悪化させる悪循環に陥ることも少なくありません。


朝食が食べられないからといって、無理に食べさせる必要はありません。むしろ無理をすることで症状が悪化したり、食事そのものにストレスを感じてしまう可能性があります。ここでは当院で実際にアドバイスしている、無理なく取り組める工夫をいくつかご紹介します。
起立性調節障害の改善には、血液量を増やすことが重要です。朝起きた時にまず常温の水や白湯を一口ずつゆっくり飲むことから始めてみてください。冷たい水は胃腸に負担をかけるため、できれば常温以上がおすすめです。また塩分を摂ることで血圧の低下を防ぐ効果が期待できるため、梅干しを一粒食べる、味噌汁を少し飲むといった方法が効果的なんです。
食事として食べられなくても、水分と塩分だけでも摂取できれば、脳への血流が改善されて症状が軽減することがあります。スポーツドリンクを薄めたものや経口補水液なども活用できますね。
無理に「バランスの良い朝食」を目指す必要はありません。まずはお子様が「これなら食べられるかも」と思えるものから試してみましょう。具体的には次のようなものが食べやすいとされています。
特にバナナは糖質が多く即効性のエネルギー源になりますし、カリウムも豊富で身体の巡りを助けてくれます。また温かい味噌汁は水分・塩分・栄養を同時に摂れる優れた食品です。「完食」を目標にするのではなく、「一口でも食べられたら十分」という気持ちで見守ることが大切です。
起立性調節障害の特徴として、午後から夕方にかけて体調が改善するという日内変動があります。ですから朝の時間帯に無理をせず、登校前や午前中は軽めにして、体調が良くなる時間帯にしっかり食べるという方法も一つの選択肢です。学校に持っていけるおにぎりやパンを用意して、休み時間に食べられるようにするのも良いでしょう。
東洋医学では、起立性調節障害の朝の食欲不振は「脾胃の気虚」や「肝気鬱結」といった状態と捉えています。脾胃とは消化吸収を司る臓器のことで、ここのエネルギーが不足すると食欲がわかなくなり、栄養を取り込む力も低下します。また肝はストレスの影響を受けやすく、学校生活や人間関係のストレスが肝の気を滞らせ、それが消化機能にも影響を及ぼすんです。
当院では気診という独自の検査法を用いて、お子様一人ひとりの身体の状態を丁寧に確認します。どの経絡(気の通り道)が滞っているのか、どのツボを刺激すれば自然治癒力が高まるのかを見極めたうえで、髪の毛ほどの細い鍼を使った優しいツボ施術を行っていきます。お子様でも安心して受けられる痛みのない施術ですので、鍼灸が初めての方でもご安心ください。
起立性調節障害の根本改善には、自律神経のバランスを整えることが何より重要です。当院では鍼灸と気功、整体を組み合わせた独自の施術により、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、朝の目覚めと共に身体が自然と活動モードに入れるようサポートしています。
施術を重ねることで、朝起きた時の倦怠感が軽減し、少しずつ食欲が戻ってくるケースが多くあります。ある中学生のお子様は、施術開始から2ヶ月ほどで「朝に味噌汁が飲めるようになった」と喜びの声をいただきました。また別のお子様は、週2回の施術を3ヶ月続けた結果、朝食を普通に食べられるようになり、学校にも毎日通えるようになったと報告してくださいました。
お子様が朝食を食べられないことに対して、保護者の方ができる最も大切なサポートは「無理をさせないこと」と「理解を示すこと」です。周囲から「食べないから元気が出ない」「甘やかしている」といった言葉を投げかけられることもあるかもしれませんが、これは明確な自律神経の問題であり、お子様の努力不足ではありません。
「食べられなくても大丈夫。無理しなくていいよ」という言葉をかけてあげることで、お子様の心理的な負担が軽くなり、それが症状の改善につながることも多いんです。また学校にも診断書を提出して理解を求め、保健室での休息や別室登校などの配慮を相談することも検討してみてください。
起立性調節障害のお子様の約70%が睡眠障害を併発しているというデータもあります。夜なかなか眠れず、朝起きられないという悪循環が、朝の食欲不振をさらに悪化させている可能性があります。就寝前のスマートフォンやゲームを控える、寝室を暗くして静かな環境を整える、朝は少しでも日光を浴びるといった生活習慣の工夫も、自律神経を整えるために有効です。
ただし「早く寝なさい」と強く言うことがストレスになる場合もあるため、お子様と話し合いながら無理のない範囲で取り組んでいくことが大切です。当院では生活習慣のアドバイスも含めて、トータルでサポートさせていただいています。
起立性調節障害で朝ごはんが食べられないという症状は、お子様にとっても保護者の方にとっても大きな悩みです。「このまま栄養が足りなかったらどうしよう」「将来が不安」という気持ちも当然出てくると思います。でもこの症状は、適切な対応と施術によって改善できるものなんです。
当院には30年間で17万人以上の施術実績があり、起立性調節障害で苦しんでいたお子様が元気を取り戻した事例が数多くあります。朝スムーズに起きられるようになり、朝食も食べられるようになり、学校にも通えるようになった。そんな喜びの声をたくさんいただいてきました。病院で「様子を見ましょう」と言われただけで具体的な改善策が見つからなかった方も、諦めずにご相談ください。
お子様の笑顔と元気な毎日を取り戻すために、東洋医学の視点から全力でサポートいたします。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談くださいね。お子様が「また朝ごはんが食べられた」と笑顔で言える日が必ず来ますから。

