
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは。富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉です。最近、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めてしまうことはありませんか。特に二時間おきくらいに目が覚めて、その後なかなか眠れず朝を迎えてしまう。こうした睡眠の悩みを抱えている方が、更年期を迎える年代の女性に本当に多いのです。
実は当院にも、更年期障害による睡眠トラブルで悩まれている方がたくさん来院されています。夜中に何度も目が覚めると、日中の疲労感やイライラにもつながり、家事や仕事にも影響が出てきますよね。今日は、更年期による夜間の中途覚醒がなぜ起こるのか、そしてどうすれば改善できるのかについて、詳しくお話ししていきます。


夜中に目が覚めてしまうのは、決してあなただけではありません。更年期による睡眠障害は多くの女性が経験する症状なんです
更年期を迎えると、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少していきます。このホルモンバランスの変化が、実は睡眠の質に大きな影響を与えているのです。エストロゲンには睡眠を安定させる働きがあるため、その分泌が減ることで眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚める中途覚醒が起こりやすくなります。
特に夜中の二時間おきくらいに目が覚めるという症状は、更年期の睡眠障害の中でも非常に多く見られるパターンです。エストロゲンの減少は自律神経のバランスも乱してしまい、体温調節がうまくいかなくなります。その結果、ホットフラッシュや寝汗といった症状が夜間に起こり、それが目覚めのきっかけになってしまうのです。
また、更年期は家庭や職場での環境変化が重なる時期でもあります。親の介護が始まったり、子供の進学や独立があったり、仕事での責任が増したりと、さまざまなストレスが重なることも睡眠を妨げる要因となっています。こうした身体的変化と精神的ストレスが複合的に作用することで、深い眠りが得られず、頻繁に目が覚めてしまうという状態になるのです。
更年期の代表的な症状であるホットフラッシュは、日中だけでなく夜間にも起こります。突然カーッと体が熱くなり、大量の汗をかくことで目が覚めてしまうという経験をされた方も多いのではないでしょうか。このホットフラッシュによる夜間覚醒は、更年期女性の約60%が経験すると言われています。
エストロゲンの減少により体温調節を司る視床下部の働きが乱れると、本来必要のないタイミングで体が熱を放出しようとしてしまいます。これが夜間のホットフラッシュとなり、快適な睡眠を妨げてしまうのです。一度目が覚めてしまうと、そこから再び眠りにつくのが難しく、結果として慢性的な睡眠不足に陥ってしまいます。
更年期のホルモン変化は、自律神経系にも大きな影響を与えます。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスによって、私たちの体の様々な機能を調整しています。夜間は副交感神経が優位になることで深い眠りに入れるのですが、更年期にはこの切り替えがうまくいかなくなるのです。
交感神経が過剰に働いている状態では、体がリラックスできず眠りが浅くなります。ちょっとした音や刺激で目が覚めやすくなり、二時間おきに目が覚めるといった状態になってしまいます。また、自律神経の乱れは動悸や息苦しさといった症状も引き起こし、これらが睡眠をさらに妨げる悪循環を生んでしまうのです。


夜中に何度も目が覚める状態が続くと、睡眠の質が著しく低下し、日中のパフォーマンスに大きな影響が出てきます。朝起きても疲れが取れず、だるさや倦怠感が一日中続いてしまいます。家事をしていても集中力が続かず、途中で休憩が必要になったり、料理の途中で何をしていたか忘れてしまったりすることも出てきます。
仕事をされている方であれば、会議中に眠気に襲われたり、書類のミスが増えたりと、業務にも支障が出てきます。また、睡眠不足が続くことでイライラや不安感が増幅され、家族や同僚との人間関係にも影響が出てくることがあります。自分では些細なことと思っていても、周りの人から「最近怒りっぽくなった」と言われて初めて気づくこともあるのです。
さらに深刻なのは、こうした状態が長期化することで精神的にも追い込まれてしまうことです。「なぜ眠れないのだろう」「このままずっと眠れないのではないか」という不安が強くなり、それがさらに睡眠を妨げるという悪循環に陥ってしまいます。ひどい場合にはうつ状態に発展するリスクもあるため、早めの対処が本当に大切なのです。
更年期による睡眠障害で病院を受診すると、一般的にはホルモン補充療法(HRT)や睡眠薬、抗不安薬などが処方されます。ホルモン補充療法は減少したエストロゲンを外部から補う方法で、ホットフラッシュなどの症状には一定の効果が期待できます。睡眠薬は眠りにつきやすくする効果がありますが、根本的な原因の解決にはなりません。
しかし、これらの薬物療法にはいくつかの課題があります。ホルモン補充療法には乳がんや血栓症などのリスクが伴う可能性があり、全ての方に適用できるわけではありません。また、頭痛や乳房の張りといった副作用が出ることもあります。睡眠薬については、依存性や翌日への眠気の持ち越しといった問題があり、長期使用には慎重な判断が必要です。
多くの患者さんが「できれば薬に頼らず改善したい」と考えているのですが、病院では薬物療法以外の選択肢が限られているのが現状です。生活習慣の改善指導は行われますが、具体的にどうすればいいのか分からず、結局薬に頼らざるを得ないという方も少なくありません。
東洋医学では、更年期の睡眠障害を「腎」の衰えと「心」の不調から捉えています。腎は生命エネルギーを蓄える臓腑とされ、加齢とともにその機能が低下していきます。更年期はまさにこの腎の衰えが顕著になる時期であり、それが様々な不調として現れるのです。
また、心は精神活動や睡眠を司る臓腑とされています。腎の衰えによって心に十分な栄養が届かなくなると、精神が不安定になり、眠りが浅くなってしまいます。東洋医学ではこれを「心腎不交」と呼び、心と腎のバランスを整えることが睡眠改善の鍵と考えています。
さらに、ストレスによって「肝」の気の流れが滞ると、イライラや不眠が生じやすくなります。更年期女性は家庭や職場でのストレスを抱えやすく、この肝の気滞が睡眠障害を悪化させる要因となっているのです。当院では、こうした東洋医学的な観点から一人ひとりの体質や原因を見極め、根本からの改善を目指していきます。
当院では、更年期による睡眠障害の改善に向けて、まず詳細な検査を行います。唾液アミラーゼによるストレス検査で現在のストレス度を数値化し、気診(筋反射テスト)によって身体とこころの状態を東洋医学的に分析していきます。この検査によって、単にホルモンバランスの問題だけでなく、自律神経の乱れや精神的ストレスの影響など、複合的な原因を明らかにすることができます。
施術は鍼灸と気功、整体を統合した優しいツボ施術で行います。気診で見つけた最も効果のあるツボに、髪の毛ほどの細さの鍼を用いて施術することで、身体への負担を最小限に抑えながら自然治癒力を高めていきます。特に更年期の睡眠障害には、腎経や心経、肝経といった経絡を調整することで、心身のバランスを整えていくのです。
多くの患者さんが、施術後に「体がじんわり温かくなった」「久しぶりにリラックスできた」と感じられます。施術を重ねることで自律神経のバランスが整い、夜間の中途覚醒が減少していきます。また、ホットフラッシュの頻度や程度も軽減され、質の良い睡眠が取れるようになっていくのです。
当院で施術を受けられた更年期の睡眠障害の患者さんからは、以下のような喜びの声をいただいています。
これらの改善は一時的なものではなく、施術を通じて身体の根本的なバランスが整うことで得られる持続的な効果です。30年で17万人以上の施術実績の中で培われた独自の治療システムにより、多くの方が薬に頼らない快適な睡眠を取り戻されています。
施術と併せて、ご自宅でできるセルフケアも睡眠改善には大切です。まず就寝前の環境を整えることが重要です。寝室の温度は少し涼しめの18度から20度程度に保ち、ホットフラッシュが起きても対応しやすいようにしておきましょう。また、吸湿性の良いパジャマや寝具を選ぶことで、寝汗による不快感を軽減できます。
就寝前の過ごし方も睡眠の質に大きく影響します。スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトは睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を抑えてしまうため、就寝の1時間前には見ないようにしましょう。代わりに軽いストレッチやヨガ、深呼吸などを行うことで、副交感神経を優位にして眠りやすい状態を作ることができます。
食生活では、カフェインやアルコールの摂取を控えることが大切です。特にコーヒーや緑茶に含まれるカフェインは、午後3時以降は避けた方が良いでしょう。また、夕食は就寝の3時間前までに済ませ、消化に時間のかかる油っこい食事は控えめにすることで、より質の高い睡眠が得られます。
夜中に何度も目が覚めてしまう更年期の睡眠障害は、決して我慢する必要のない症状です。多くの方が「更年期だから仕方ない」と諦めてしまいがちですが、適切な施術と生活習慣の改善によって、必ず良くなっていきます。当院では、あなたの症状の原因を丁寧に分析し、一人ひとりに合わせた最適な施術プランをご提案いたします。
睡眠は健康の基本です。質の良い睡眠が取れるようになることで、心身ともに元気になり、毎日を前向きに過ごせるようになります。家族との関係も良好になり、仕事や趣味も楽しめるようになるのです。一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。あなたの笑顔を取り戻すために、全力でサポートさせていただきます。

