
院長:泉お気軽にご相談ください!


毎朝、目が覚めるたびに体のあちこちが痛くて、起き上がるのがつらいと感じていませんか?そんな悩みを抱えながらも「年のせいかな」と自分に言い聞かせて、なんとなくごまかして過ごしている方はとても多いです。
でも、朝だけ感じる体の痛みや違和感には、きちんとした原因があります。そのままにしておくと慢性化して、日常生活にじわじわと支障が出てくることもあります。今回は、朝の体の痛みについて、原因から対処法まで丁寧にお伝えしていきますね。


30年で17万人以上を施術してきた中で、「朝起きると体が痛くて」と来院される方はとても多いです。痛みの原因は一つではなく、体の深いところにあるサインであることが多いので、ぜひ最後まで読んでみてください
「昨日は特に無理をしていないのに、なぜ朝になると体が痛いんだろう?」そう思ったことはありませんか?じつは、朝の体の痛みには、睡眠中に起こる体の変化が深く関わっています。寝ているあいだ、私たちの体は長時間同じ姿勢を保ちつづけています。その結果、筋肉や関節への血流が低下し、老廃物が溜まりやすい状態になってしまうのです。
健康な体であれば、朝起きたときの軽いこわばりは数分で解消されます。ところが、自律神経のバランスが乱れていたり、慢性的な疲労が蓄積していたりすると、血流の回復が遅れて痛みが長引くようになります。東洋医学では、これを「気血の巡りが滞っている状態」と表現します。体の中を流れるエネルギーと血の流れが乱れることで、さまざまな不調が生まれるのです。
睡眠中、体は修復と回復をおこなっています。ところが、副交感神経がしっかり働かないと、この修復がうまくいきません。ストレスや過労が続いていると、眠っていても交感神経が優位なままになり、筋肉が緩みきれず朝まで緊張状態が続いてしまいます。これが、朝起きたときの全身のだるさや痛みにつながります。
朝の体の痛みには、いくつかの原因が重なっていることがほとんどです。「これかもしれない」と思い当たるものがないか、ひとつずつ確認してみてください。原因を知ることが、改善への第一歩になります。
寝ているあいだは体を動かさないため、血液の循環が低下します。とくに冷え性の方や、日ごろから運動不足の方は筋肉が硬くなりやすく、朝起きたときに腰や背中、首まわりが強ばって痛みを感じやすい傾向があります。体を動かすと楽になるという方は、この血流低下のパターンである可能性が高いです。
体に合っていない枕やマットレスは、睡眠中ずっと体に負担をかけ続けます。首や腰のカーブをきちんとサポートできていない寝具を使っていると、朝起きたときに首痛や腰痛が出やすくなります。また、うつ伏せで寝る習慣がある方は、首や腰への負担がとくに大きくなりますので注意が必要です。
自律神経の乱れは、体のさまざまな不調を引き起こします。夜になっても交感神経が優位なままでいると、眠りが浅くなり、筋肉の緊張がとれないまま朝を迎えることになります。現代の生活はストレスが多く、自律神経が乱れやすい環境です。「よく眠れているはずなのに疲れがとれない」という方は、自律神経の問題が関係しているかもしれません。
40代後半から50代の女性に多いのが、更年期によるホルモンバランスの変化が引き起こす関節痛や筋肉痛です。エストロゲンが減少すると、関節や筋肉の炎症が起きやすくなり、朝のこわばりが強くなることがあります。「最近、体のあちこちが痛くなった」と感じる女性は、更年期との関連を頭に入れておくとよいでしょう。
東洋医学の視点では、内臓の疲れは体表面の痛みとして現れることがあります。肝臓や腎臓のエネルギーが弱まると、筋肉や骨格のトラブルとして体に出やすくなります。とくに疲労が蓄積している方や、お酒をよく飲む方、睡眠不足が続いている方は、内臓疲労が朝の痛みの背景にある可能性があります。


「朝は痛いけど、しばらく動いていると楽になるから大丈夫」と感じている方も多いのではないでしょうか。たしかに、血流が回復すれば一時的に楽になることはあります。でも、それは根本的な問題が解決したわけではありません。
動き始めると痛みが和らぐのは、体が痛みを一時的にカバーしているにすぎず、根本的な原因は体の中に残り続けます。「朝だけ痛い」という状態を放置していると、慢性的な腰痛や肩こり、あるいは全身の不調へと発展することが少なくありません。早め早めに原因を把握して対処することがとても大切です。
朝の体の痛みのほとんどは、血流低下や寝姿勢、自律神経の乱れといった生活習慣が原因ですが、なかには病気が背景にあるケースもあります。どのような状態のときに医療機関への相談を考えるべきか、以下に整理しておきます。
これらのサインがある場合は、関節リウマチや線維筋痛症などの疾患が関わっている可能性もあります。まずは医療機関で検査を受けることをおすすめします。一方、検査では異常がないのに体が痛いという方は、東洋医学的なアプローチが有効なことが多いです。
まずはご自身でできることから始めてみましょう。毎日少しずつ積み重ねることで、体の状態は必ず変わっていきます。
朝、目が覚めてすぐに起き上がるのではなく、布団の中でゆっくりと体を動かすことから始めましょう。膝を両手で抱えてゆっくり左右に揺らす、足首をゆっくり回すといった動作を2〜3分おこなうだけで、血流が促進されて起き上がりやすくなります。急に立ち上がるのは体に余計な負担がかかるので、焦らずゆっくりを意識してください。
シャワーだけで済ませていませんか?ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、全身の血流が改善され、自律神経のバランスも整いやすくなります。39〜40度くらいのお湯に15〜20分浸かるのが理想です。夜の入浴を習慣にするだけで、翌朝の体の状態が変わってくることを実感される方が多くいます。
スマホやパソコンの画面から出るブルーライトは、睡眠の質を大きく下げます。睡眠中の自律神経の乱れは、朝の体の痛みに直結しますので、就寝1時間前にはスマホを手放す習慣をつけることが大切です。ちょっとしたことのように思えますが、継続することで睡眠の深さが変わり、朝の目覚めも変わってきます。
西洋医学の検査で異常が見つからない場合でも、体の痛みは確かに存在しています。そのような方にとって、東洋医学は非常に心強い味方になります。東洋医学では、人の体を「気・血・水」という3つの要素のバランスで見ていきます。このバランスが崩れると、さまざまな不調が現れると考えます。
当院では、唾液によるストレス検査と、気診(筋反射テスト)を組み合わせた独自の検査で体の状態を丁寧に把握します。そのうえで、髪の毛ほどの細さの鍼を使った「優しいツボ施術」で、気血の巡りを整え、自然治癒力を高めていきます。痛みを根本から改善するために、体の内側から整えていくアプローチをとっています。
鍼灸は、ツボへの刺激を通じて血流を促進し、自律神経のバランスを整える作用があります。とくに、自律神経の乱れや気血の滞りが原因の朝の痛みには、鍼灸のアプローチがとても有効です。施術後に「体がじんわり温まる感覚がある」「朝の目覚めが変わった」とおっしゃる方が多く、継続することで体質そのものが変わっていくことを実感いただけます。
寝姿勢や長時間のデスクワークによる姿勢の崩れは、骨格のゆがみを生じさせます。骨盤や背骨のゆがみは、筋肉への余計な負担となり、朝の痛みにつながります。当院の整体では、骨格のバランスを整えることで、筋肉への負担を減らし、体が本来の状態に戻るよう丁寧にサポートしていきます。
| よくある質問 | お答え |
|---|---|
| 動けば痛みが治まるので放置して大丈夫ですか? | 根本的な原因が残っているため、慢性化するリスクがあります。早めのケアをおすすめします。 |
| 病院の検査で異常なしと言われました | 東洋医学的な原因がある場合、西洋医学の検査では見つからないことがあります。気血の巡りの観点からアプローチできます。 |
| 更年期の痛みにも鍼灸は効果がありますか? | ホルモンバランスの乱れに伴う関節痛・筋肉痛にも、鍼灸は有効なアプローチです。 |
| 何回くらいで効果が出ますか? | 個人差がありますが、数回の施術で変化を感じる方が多くいらっしゃいます。まずはご相談ください。 |
朝起きるたびに体が痛くて、「今日も憂鬱だな」と感じながら一日を始めることが、どれだけつらいことか。30年間で17万人以上の方と向き合ってきた私には、その気持ちがよくわかります。痛みには必ず原因があり、その原因に向き合うことで、体は必ず応えてくれます。「年だから仕方ない」と諦めないでほしいのです。
東洋医学の力と、気診を用いた丁寧な検査で、あなたの体の本当の状態を一緒に確認しましょう。一人で抱え込まず、どうか気軽に話しかけてください。あなたの体とこころが楽になることを、全力で応援します。いつでもご相談をお待ちしています。