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【腰痛】慢性的な腰痛・肩こりに悩み続けた15年
慢性腰痛と肩こりに悩んでいた来院された男性(50代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
長年にわたって腰痛と肩こりに悩まされ、常に身体が重だるく、疲労が蓄積しやすい状態であった。仕事や家事に支障は出ないものの、慢性的な痛みと緊張が日常的に続いていたため、スッキリとした感覚を求めていた。
来院に至るまでの経緯
15年以上前、当院の評判を聞き、「一度試してみよう」と思い立ち来院された。当初は鍼灸や気功に対する不安もあったが、実際に受けてみると身体が軽くなり、施術後の爽快感を強く実感。以来、慢性的な腰痛・肩こりのケアと体調管理を目的として、定期的に通院を続けておられる。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 唾液アミラーゼストレス検査値:119(正常~高め)
- 脈診:肝経・膀胱経に弱さがあり、全体的にやや沈んだ脈。ストレスと疲労の蓄積が見られる
- 東洋医学的検査所見/胸鎖乳突筋検査法(気診)
- 易経的治療段階:四象
- シュタイナー人智学的治療対象領域:エーテル体とメンタル体
- 治療方式:経絡、経筋、無分流、太極治療を同時に行う
- 難経69難 前半型 「虚するものはその母を補う」
- 心包経・腎経補法
- 適応経穴と方法:曲泉に鍼、置鍼
- 顔色・皮膚の観察:顔色はやや黄色みがあり、皮膚に乾燥が見られる
- 冷え・熱感の確認:腰部に冷え、肩・背中に熱感・こり感が強く現れる
施術内容と経過
初期は身体の緊張と気の滞りが強く、鍼灸だけでなく、気功や手技を用いた全体調整を行った。特に肩井や委中などの主要なツボに置鍼し、同時に経絡の流れを整える気功施術を行うことで、施術直後からスッキリ感を得られることが多かった。
経絡、経筋、無分流、太極治療を同時治療 治療適応経穴 曲泉 右曲泉→左曲泉 置鍼時間5分
その後巡りを安定させるために休息10分
診断された経穴1穴(両側)に治療することにより、順次進行しながら治療される効率的な方法です。(例えば、経絡肝経補法→腎経→胃経→経筋胆経→膀胱経→・・・→三焦経→足三里など気診的に反応をみれば36の経穴に治療している

(1回目~12回目・週2回ペース)
肩こりの軽減を実感し、7回目以降には腰のだるさが和らぎ、朝の動きがスムーズになった。施術後には「目が覚めたようにスッキリする」とのご感想をいただいた。
(13回目~30回目・週1回ペース)
この時期は、疲労が蓄積しにくい体質づくりを目指して、季節や体調に合わせた経絡調整を中心に施術を実施。生活の中で起こるストレスや姿勢の乱れにも対応できる身体づくりが進んだ。
(30回目以降・月2回)
現在は15年以上にわたり月1~2回ペースで通院され、身体のメンテナンスとリフレッシュを兼ねたケアを継続中。慢性的な症状の悪化を防ぎ、元気で活動的な日常生活を維持されている。
以下ご本人のメッセージ
15年ほど前からお世話になっています。慢性的な腰痛や肩こりがあり定期的に通ってます。初めて鍼灸や気功を受けましたが受けたあとは、とてもスッキリします。同じようなお悩みの方に是非オススメします!
S.Iさん(女性)
院長からのコメント
症状が長引くと、「これが普通」と思いがちですが、身体はしっかり整えることで本来の軽やかさを取り戻します。長年通っていただけることは、信頼の証であり、私たちにとっても大きな励みです。慢性症状でお悩みの方も、あきらめずに体質改善を目指して一緒に取り組んでいきましょう。
腰痛や肩こりでお悩みなら…
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