
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは、寿楽堂鍼灸院の泉賢秀です。お尻から足にかけて走る痛みやしびれ、朝起きるときのピリピリした感覚に悩まされていませんか。そんな神経の痛みは日常生活のちょっとした行動で悪化してしまうことがあります。
実は当院にも「良かれと思ってストレッチをしていたら余計に痛くなった」「仕事中の姿勢が原因だったなんて知らなかった」という方が多く来院されます。約30年で17万人以上の方を診てきた経験から、神経の痛みを抱える方が無意識にやってしまっている行動には共通したパターンがあることがわかっています。
今日は神経の痛みを悪化させないために、日常生活で避けていただきたい習慣と正しい対処法についてお話しさせていただきますね。


神経痛は放置すると慢性化しやすいため、早めの対処が何よりも大切です
神経痛をお持ちの方が日常生活で気をつけていただきたいことは、実はとてもシンプルなことばかりです。しかし、このシンプルなことを知らずに続けてしまうことで、痛みやしびれが慢性化してしまうケースが後を絶ちません。私が長年の臨床経験で見てきた中で、特に注意していただきたい習慣についてお伝えしていきます。
デスクワークや運転など、長時間座りっぱなしの状態は神経痛にとって大敵です。座った姿勢が続くと腰や骨盤周りの筋肉が緊張し、神経を圧迫してしまうからです。特にソファに深く沈み込むような座り方や、背もたれに寄りかかりすぎる姿勢は要注意といえます。
理想的には30分から1時間に一度は立ち上がって、軽く身体を動かしていただきたいのです。立ち上がるだけでも血流が改善され、神経への圧迫が和らぎます。仕事中でもトイレに立つ、書類を取りに行くなど、意識的に動く機会を作ることが大切ですよ。
買い物袋や段ボール、お子さんを抱っこするときなど、重いものを持ち上げる動作は腰に大きな負担をかけます。特に前かがみの状態から勢いをつけて持ち上げると、神経への圧迫が一気に強まってしまうのです。
もし重いものを持つ必要があるときは、膝を曲げてしゃがんでから、両手で身体に近づけて持ち上げるようにしてください。腰だけで持ち上げようとせず、足の力を使うことがポイントです。できれば重いものは複数回に分けて運ぶか、カートなどの道具を活用することをおすすめします。
冷えは血流を悪くし、筋肉を硬くして神経痛を悪化させる最大の要因なのです。特に冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、薄着で外出したりすると、知らず知らずのうちに症状が悪化してしまいます。
当院に来られる患者さんの中にも、夏場にエアコンの冷気に直接当たっていたことで症状が悪化した方が少なくありません。腰やお尻周りは意識的に温めていただきたい部分です。カイロを貼ったり、腹巻を使ったり、入浴時はシャワーだけでなく湯船にしっかり浸かることを心がけてくださいね。
「身体を動かせば治る」と思って、痛みがあるのに無理に運動やストレッチをしてしまう方がいらっしゃいます。確かに適度な運動は大切なのですが、痛みが強い時期に無理をすると炎症を悪化させてしまいます。
特にランニングやジャンプを伴う運動、身体を大きく捻る動作は避けていただきたいところです。ストレッチも痛みを感じるほど強く伸ばすのは逆効果になります。「痛気持ちいい」程度ではなく「気持ちいい」と感じる範囲で行うことが重要なポイントです。
洗顔や掃除機がけ、料理など、日常生活には前かがみの姿勢が意外と多いものです。この姿勢は腰椎に負担をかけ、神経を圧迫しやすくなります。特に朝起きてすぐの前かがみ姿勢は、筋肉がまだ十分に温まっていないため危険です。
洗顔時は洗面台に手をついて支える、掃除機は柄の長いものを使う、料理中は片足を台に乗せるなど、少しの工夫で前かがみの負担を減らすことができます。靴下を履くときや床の物を拾うときも、片膝をついてしゃがむ習慣をつけると良いですよ。
意外に思われるかもしれませんが、精神的なストレスも神経痛を悪化させる大きな要因です。ストレスがかかると自律神経のバランスが崩れ、筋肉が緊張して血流が悪くなるからです。
私が診てきた患者さんの中にも、仕事や家庭の悩みを抱えているときに症状が悪化するという方が多くいらっしゃいました。完全にストレスをなくすことは難しいかもしれませんが、好きな音楽を聴く、お気に入りのお茶を飲む、信頼できる人に話を聞いてもらうなど、自分なりのリラックス方法を持つことが大切です。


ここまで避けていただきたい習慣についてお話ししてきましたが、では具体的にどのような習慣を取り入れればよいのでしょうか。東洋医学の視点から、日常生活で実践していただきたいポイントをご紹介します。
先ほど冷えが良くないとお伝えしましたが、逆に温めることは神経痛改善の基本中の基本です。毎日の入浴では38度から40度程度のぬるめのお湯に15分から20分ゆっくり浸かってください。身体の芯から温まることで血流が改善され、筋肉の緊張がほぐれていきます。
日中も腰やお尻周りを温めることを意識してください。使い捨てカイロを貼る場合は、仙骨という骨盤の中央にある骨の上あたりに貼ると効果的です。ただし低温やけどには注意が必要ですので、直接肌に貼らず、下着の上から貼るようにしてくださいね。
座るときは椅子に深く腰掛け、背もたれに軽く背中をつける姿勢が理想的です。足の裏全体が床につくように椅子の高さを調整し、膝と股関節が90度になるように座ります。クッションを腰に当てると自然と良い姿勢を保ちやすくなりますよ。
立っているときは、両足に均等に体重をかけることを意識してください。片足に体重をかける癖がある方は、骨盤の歪みを招きやすいため注意が必要です。長時間立つ場合は、時々足踏みをするなどして血流を促すと良いでしょう。
痛みが落ち着いてきたら、適度な運動を取り入れていきましょう。おすすめは以下のような運動です。
ストレッチは入浴後の身体が温まった状態で行うのが効果的です。無理に伸ばさず、気持ちよく感じる程度で20秒から30秒キープしてください。特に太ももの裏側やお尻の筋肉を優しく伸ばすことを心がけましょう。
身体を内側から温める食材を積極的に取り入れることも大切です。生姜、ねぎ、にんにくなどの薬味類、根菜類、発酵食品は身体を温める効果があります。逆に冷たい飲み物や生野菜ばかりの食事は身体を冷やしてしまうため、温かい料理を中心にした食生活を心がけてください。
また、血流を良くするためにビタミンEを多く含むナッツ類やアボカド、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸なども意識して摂取すると良いでしょう。バランスの良い食事は自然治癒力を高める土台になります。
日常生活での工夫で改善が見られない場合や、以下のような症状がある場合は、できるだけ早く専門家に相談することをおすすめします。
これらの症状は神経の圧迫が強くなっている可能性があり、放置すると回復に時間がかかってしまいます。「もう少し様子を見よう」と我慢せず、早めに対処することが早期改善の鍵となります。
東洋医学では神経痛の原因を「気血の巡りの滞り」と考えます。身体を流れるエネルギーである気と、栄養を運ぶ血液の流れが滞ることで、痛みやしびれが生じるという考え方です。
特に腎の働きが弱まると、腰やお尻周りの症状が出やすくなります。腎は生命エネルギーの源であり、骨や髄を養う働きを担っているからです。また、肝の働きが乱れると筋肉の緊張が強まり、神経を圧迫しやすくなります。
当院では気診という検査法を用いて、どの経絡のバランスが崩れているかを見極め、適切なツボに鍼灸施術を行います。身体全体のバランスを整えることで、神経痛の根本的な改善を目指していくのです。
痛み止めの薬は一時的に痛みを和らげてくれますが、根本的な解決にはなりません。長期間使用することで胃腸への負担や副作用の心配もあります。できることなら薬に頼らず、自分の身体が持つ自然治癒力を高めていくことが理想的です。
鍼灸気功整体は、身体の治癒力を高めることを目的とした施術です。痛みのある部分だけでなく、身体全体のバランスを整えることで、症状の改善だけでなく再発予防にもつながります。当院では約30年で17万人以上の方に施術を行ってきましたが、「薬を手放せた」「痛みに振り回されない生活が送れるようになった」という喜びの声を多くいただいています。
神経痛は適切な対処をすれば改善が期待できる症状です。しかし、間違った対処を続けたり、我慢して放置したりすると、慢性化して改善に時間がかかってしまいます。
「この痛みとずっと付き合っていくしかない」と諦める必要はありません。東洋医学の力を借りて、身体本来の治癒力を高めていけば、痛みに振り回されない日常を取り戻すことができます。
あなたはどうなったらいいですか。好きなことを思い切り楽しめる身体になりたい、家族に心配をかけたくない、仕事に集中できるようになりたい。そんなあなたの願いを叶えるために、私たちは全力でサポートさせていただきます。一人で悩まず、どんなことでもお気軽にご相談くださいね。