膠原病

膠原病とは

膠原病とは、免疫の働きに異常が起きてしまい、自分自身の体の組織や細胞を攻撃して炎症を起こす一連の病気の総称です。関節リウマチや全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群など、多種多様な病型があり、症状も人それぞれ。

関節や筋肉、皮膚、内臓まで全身に影響が及ぶことがあり日常生活にも支障をきたします。日本では推定で60万～100万人が膠原病に悩んでいるとされ、決して稀な病気ではありません。

男女問わず発症しますが、特に女性に多く、仕事や家事、趣味など普段の生活リズムや精神面にも大きな負担がかかります。

膠原病を放置したままでいると、関節や筋肉の働きはどんどん低下し、日々の動作そのものが難しくなることもあります。さらに病気が進行すると、心臓・肺・腎臓など大切な臓器にも炎症が及び、合併症や重篤な障害を引き起こす場合があります。最悪の場合、寝たきりや命の危険に直結することもありますので、早期の対応が非常に大切です。

膠原病の原因

膠原病の原因はひとつではありません。遺伝的な体質や免疫の異常、ウイルス・細菌感染、紫外線、女性ホルモンバランス、妊娠・出産やストレスの影響、特定の薬剤などが複雑に関係します。このように一人一人症状の背景も大きく違うため、生活習慣や体調の変化にも気を配ることが大切です。

膠原病は多様な要因が複雑に絡み合い発症します。丁寧な検査やカウンセリングが根本改善の鍵です。

病院とはここが違います

膠原病の一般的な治療は免疫抑制薬やステロイド、鎮痛薬（NSAIDs）、生物学的製剤、リハビリ・運動療法、乾燥症状へのサポート（目薬や人工唾液）などが中心です。

免疫抑制薬・ステロイド

感染症になりやすくなったり、長期服用で骨粗しょう症や糖尿病・体重増加などの副作用リスクがあります。

生物学的製剤

治療費が高額になることもあり、自己注射や通院管理も必要になるケースも。副作用のケアや定期的な評価が必須です。

リハビリ・運動療法

体調や状態によっては無理な運動で症状が悪化する場合も。指導者のもとで継続することが欠かせません。

膠原病を改善するために

膠原病の本質的な改善には、薬や物理療法に頼りすぎず、心身のバランスや日常生活の見直しも重要です。当院では丁寧なカウンセリングと独自の気診・検査で根本原因に迫り、東洋医学を活かした鍼灸整体で、全身の巡りと自律神経、ストレス・環境までトータルに整えます。

「このまま治らないのでは」と思い詰める前に、まずは一度ご相談ください。諦める必要はありません。

当院の特徴

院長が最初から最後まで一貫して施術。豊富な実績と確かな技術で、あなたの不安や希望に寄り添います。髪の毛より細い鍼を使った痛みの少ない施術や、静かな仏寺併設の空間で身体も心もリラックスできます。ストレスや自律神経の乱れまで丁寧に検査し、一人ひとりに合ったケアプランで根本改善を大切にしています。

当院で膠原病が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績と、一人ひとり異なる原因へ丁寧に対応できる全身調整力。薬任せにせず「どうなりたいか」という未来を共に目指します。

現代医学と東洋医学をバランスよく組み合わせ、身体のめぐりを根本から整えます。

膠原病のQ＆A

膠原病は自然に治りますか？

自然治癒はほとんどありません。早期から適切な治療やケアが大切です。

どんな生活上の注意点がありますか？

無理をせず十分な睡眠、栄養、ストレス管理、規則正しい生活を心がけましょう。

手術が必要になることはありますか？

重症化や合併症を起こした場合、ごくまれに手術を検討します。多くの場合は保存的治療が基本です。

感染症にかかりやすくなりますか？

免疫抑制治療中は感染症リスクが上がりますので体調管理と予防を大切にしてください。

妊娠・出産は可能ですか？

主治医と相談しながら治療を調整すれば妊娠・出産も十分に目指せます。

どの診療科で相談したらよいですか？

リウマチ内科・膠原病専門医が基本です。大きな病院の専門外来もご活用ください。

薬を飲み続ける必要はありますか？

治療は長期に渡ることが多いので自己判断せず、主治医としっかり相談しながら継続しましょう。

痛みが強いときは休んだ方がいいですか？

体調が悪いときは無理をせず、じゅうぶんに休養をとることも大切です。

食事で気を付けることはありますか？

バランスの取れた食事と塩分・カロリー・カルシウム管理もポイントです。

膠原病の人がやってはいけないことは？

治療や薬の中断、激しい運動や強い紫外線を避けて、必ず医師の指示を守りましょう。

膠原病の不調に悩んでいた方も、当院の鍼灸気功整体による施術でこのような変化を感じています。

「どうなりたいか」という気持ちに寄り添い、膠原病でお困りの方を全力でサポートいたします。他の治療院や病院で改善できなかった方も、気軽にご相談ください。