胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群は、首から腕へ向かう神経や血管が首や鎖骨、肋骨などの間で圧迫されることで起こる症状です。腕や手にしびれ、脱力、肩こり、細かな動作のしづらさ、握力の低下も見られます。日々の家事や仕事、趣味の動作を通して不調を感じやすいのが特徴です。

じっとしていてもだるさやしびれが気になったり、家事やパソコン作業、荷物を持ち上げる動作のたびに痛みや違和感が現れやすい疾患です。

日本で明確な統計はありませんが、整形外科の外来患者のうち1〜2%を占めると言われており、推定で数十万人が悩んでいるとされます。特に20〜50代の女性やデスクワーカー、スポーツを行う方に多く見られる疾患です。

胸郭出口症候群を放っておくと、不調が慢性化し、腕や手の機能が制限されてしまいます。日常の動作や仕事がより困難になり、筋力低下、細かい作業を諦める場面も増えていくことがあります。さらに悪化すると、筋肉の萎縮や血流障害につながり、重症化すれば生活全体に支障が現れる場合もあるため注意が必要です。

睡眠障害や精神的なストレスも増し、症状の悪循環に陥ることも少なくありません。早期の対策が大切です。

胸郭出口症候群の原因

胸郭出口症候群の原因として考えられるのは、姿勢不良や猫背、なで肩や骨格の特性、日常的な重い荷物の持ち運び、反復する運動や同じ作業の継続、怪我や骨折などの既往、筋肉や靭帯の過緊張、先天的な骨や筋肉の異常などです。これらが一つまたは複数関わり合い、不調を招く特徴があります。

誰でも発症する可能性があり、原因を取り違えたままでは症状の改善は難しいため、当院では細かなカウンセリングと独自の検査を重視しています。

病院やほかの治療院で良くならなかった方も、根本改善をあきらめずご相談ください。

胸郭出口症候群でお困りの方は、実績豊富な当院までご連絡ください。

病院とはここが違います

胸郭出口症候群の一般的な治療として、まず姿勢改善や生活習慣の指導が行われます。薬物療法では消炎鎮痛剤や神経痛に対する薬、リハビリテーションでは筋力強化やストレッチなどが中心です。重症の場合は神経ブロックや外科治療も検討されます。

姿勢・生活指導

継続や正しい方法が難しく、自己流では逆に悪化することもあります。

薬物療法

一時的な症状緩和には役立ちますが、根本改善には至らず長期服用による副作用のリスクも考えられます。

リハビリテーション

続けることが難しかったり、動きによって痛みが増す場合には逆効果となる場合もあります。

外科的治療

手術には合併症や再発リスク、回復に時間がかかるなどデメリットがあります。慎重な判断が必要です。

胸郭出口症候群を改善するために

症状を的確に分析し、原因にアプローチすることで、慢性的な痛みやしびれ、機能低下を改善に導くことが大切です。東洋医学ベースのやさしい施術や身体バランス調整を行うことで、再発予防と日常生活の質向上も目指せます。

他院で改善しなかった方も、豊富な実績と丁寧な検査で根本的な回復をサポートします。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が初回から責任を持って担当します。独自の姿勢分析や東洋医学的検査で根本原因を探り、一人ひとりに合わせたやさしいツボ施術で全身を調整。髪の毛ほど細い鍼や気功整体を用いて、痛みもほとんどない優しいアプローチが特徴です。リラックスできる環境で、心身両面の健康回復をサポートします。

他の整骨院やマッサージで効果がなかった方も、東洋医学的なアプローチで再発しにくい本質的な改善を目指せます。

当院で胸郭出口症候群が改善する理由

30年超の豊富な施術経験で得られた知見を最大限に活かし、日常動作やストレス、生活習慣まで細やかにサポートします。

症状に悩まされてきた方へ、独自の統合施術で少しでも早く安心できる毎日へ近づけるよう、しっかり寄り添います。

胸郭出口症候群のQ＆A

胸郭出口症候群は自然に治りますか？

自然に良くなる場合もありますが、多くは早期の対策と専門的な治療が大切です。長引く時や不安が残る場合は早めにご相談ください。

どのタイミングで病院へ行けばよいですか？

しびれや痛みが続く・悪化する・日常生活に支障が生じた場合は早めの受診をおすすめします。

胸郭出口症候群は再発しますか？

生活習慣や姿勢を見直さない場合、再発しやすい傾向があります。予防とケアが欠かせません。

悪化するとどんな症状が現れますか？

慢性的なしびれや脱力、手の筋力低下、日常動作が難しくなる等、重症化する場合があります。

デスクワークや家事はどのくらい続けられますか？

痛みやしびれの出ない範囲で無理なく行い、症状があるときは適宜休憩することが大切です。

予防の方法はありますか？

良い姿勢を意識し、重い荷物を片方で持たないなど、肩や首への負担を軽減しましょう。

日常生活でしてはいけないことは？

長時間同じ姿勢を続ける、肩や腕に無理な力がかかる動作などは控えてください。

湿布や薬はどこまで効果がありますか？

一時的な症状緩和に留まり、根本改善にはつながりません。状態により適切なケアが必要です。

何科の医師にかかればいいですか？

まずは整形外科への受診が一般的です。不明点は当院でもご相談いただけます。

手術は必要ですか？

保存的治療で改善しない場合のみ手術が検討されます。大半は手術を必要としません。

胸郭出口症候群の辛さから解放された皆さまは、仕事や日々の家事が楽になったと笑顔を見せてくださいます。

当院は全身のバランス改善を重視し、一人ひとりが自分らしい毎日を取り戻すお手伝いをします。鍼灸と整体で巡りを整え、不安なく生活できるようしっかりサポートしております。

胸郭出口症候群の症状にお悩みなら、ぜひ一度ご相談ください。