【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

頭寒足熱で冷え性改善!足を温めると体が変わる理由

本日の予約状況

冬になると足がいつまでも冷えて眠れない、暖房をつけているのに顔だけがほてって頭がぼーっとする…そんな経験はありませんか。実は、その不調のサインを東洋医学はずっと昔から「頭を涼しく足を温めることが大切だ」と説いてきました。この考え方は、現代の私たちの生活にもそのまま当てはまります。

冷え性や不眠、のぼせに長年悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

院長:泉

足元が冷えて眠れない、顔はほてるのに手足は冷たい…というお悩みはとても多いです。東洋医学ではこれを「上熱下寒(じょうねつかかん)」と呼び、まさに体内の気のバランスが乱れているサインです。

目次

「頭を涼しく、足を温める」とはどういうことか

東洋医学には、「頭部を涼しく保ち、足元を温かくすることで身体のバランスが整い、健康が保たれる」という古くからの考え方があります。四字熟語としても知られるこの言葉は、単なることわざではなく、東洋医学の治療原則のひとつとして今も実践に使われています。

頭は「陽」のエネルギーが集まりやすい場所です。もともと熱が上に向かう性質があるため、頭部には熱がこもりやすい。一方で足元は「陰」の場所で、冷えやすい。その差が開くほど、身体はバランスを崩してしまいます。

気の流れと体温のつながり

東洋医学では、身体の中には「気(き)」と「血(けつ)」が流れていると考えます。この気血がスムーズに全身を巡っているとき、人は健康でいられます。ところが、ストレスや冷え、不規則な生活が重なると気血の流れが滞り、熱が上半身に偏って下半身が冷える状態になりやすいのです。

これが慢性的に続くと、頭痛・不眠・のぼせ・肩こり・冷え性・自律神経の乱れなど、さまざまな症状として現れてきます。当院に来られる患者さんにも、このパターンで悩んでいる方がとても多いです。

現代人に「上熱下寒」が増えているのはなぜか

現代の生活環境を思い浮かべてみてください。デスクワーク中心で、一日中椅子に座ったまま。暖房は部屋全体を温めるので、頭の位置まで温かい空気が上がってきます。さらにスマートフォンやパソコンの画面を長時間見ることで、目や頭を酷使する毎日。

これでは、熱がどんどん上半身・頭部に集まってしまいます。足元への血流は減り、下半身は冷えたまま。この状態こそが、東洋医学が何百年も前から警告してきた「上熱下寒」そのものなのです。

こんな症状がある方は要注意です

上熱下寒の状態が長く続くと、さまざまな形で不調が現れてきます。特に次のような症状は、気血のバランスが乱れているサインかもしれません。

  • 夜、足が冷えてなかなか眠れない
  • 顔や頭だけがほてる感じがする
  • 肩や首がいつもこり固まっている
  • 頭が重い、頭痛がよく起きる
  • 更年期のほてりやのぼせがつらい
  • 夕方になると足がむくむ
  • イライラしやすく、気持ちが落ち着かない

こうした症状がいくつも重なっている方は、上半身と下半身の気血のバランスが乱れているかもしれません。一つひとつは小さな不調でも、積み重なるほど身体への負担は大きくなります。

足を温めると、なぜ身体全体が楽になるのか

足を温めることには、単純に「足が暖かくなる」以上の意味があります。東洋医学的に見ると、足元には全身の気血の流れを調整するツボが集中しており、足を温めることで気血の巡りが全身に広がり、上半身にこもった熱が下へと引き下ろされていくのです。

これは現代の生理学的な視点からも裏付けられています。足部の血管が拡張されることで血液循環が改善され、体幹部の熱放散が促進されます。その結果として深部体温が緩やかに下がり、自然な眠気が誘発されやすくなります。不眠に悩む方が足湯で眠れるようになったと感じるのは、こうした理由からです。

足湯の正しいやり方と注意点

自宅でできるセルフケアとして、足湯はとても有効です。ただし、やり方にちょっとしたコツがあります。

  • お湯の温度は40〜42℃を目安にする(熱すぎると逆効果になることがあります)
  • 時間は10〜20分が目安。長すぎると体力を消耗します
  • くるぶしが隠れる深さまでお湯に浸かると効果的です
  • 足湯の後はしっかり水分補給をしましょう
  • 心臓や血圧に持病のある方は、事前に医師や専門家に確認してください

特に就寝の1〜2時間前に行うと、身体がほどよく温まり、眠りに就きやすくなります。毎日少しずつ続けることが大切です。

日常生活でできる「気の整え方」

足湯以外にも、日常の中でできることはたくさんあります。下半身を冷やさないことが基本ですが、具体的には次のようなことを意識してみてください。

  • 足元・腰まわりをしっかり保温する(レッグウォーマー・腹巻きなど)
  • 冷たい飲み物・食べ物をなるべく控える
  • 暖房は足元から温まる方向に設定を工夫する
  • デスクワーク中は1時間に1度は立ち上がり、足首を回すなど動かす
  • 入浴はシャワーだけでなく、湯船にしっかり浸かる習慣をつける

小さな習慣の積み重ねが、気血の巡りを日々整えていきます。すぐに大きな変化は感じられなくても、続けることで身体は確実に応えてくれます。

東洋医学における「頭寒足熱」の治療原則

当院では、この考え方を施術の根本原則として大切にしています。患者さんのお身体を気診(筋反射テスト)で検査すると、冷えや不眠・のぼせを訴える方の多くに、上熱下寒のパターンが見られます。気血の偏りを脈の状態や経絡の反応から読み解き、その方に合ったツボに鍼やお灸でアプローチすることで、熱を上から下へ引き下ろし、全身の気血の巡りを整えていきます。

特に腎経・肝経のバランスは、冷えやのぼせ・不眠に深く関わっています。この経絡の流れを整えることで、「施術後に足の先までじんわり温まった」「久しぶりにぐっすり眠れた」という声を患者さんからいただくことが多いです。

鍼灸がアプローチできる症状

気血のバランスを整える東洋医学の施術は、薬ではなかなか対処しにくい慢性的な不調に特に力を発揮します。次のような症状は、鍼灸整体によって改善が期待できます。

  • 足の冷え・全身の冷え性
  • 寝つきの悪さ・中途覚醒・眠りの浅さ
  • 頭のほてり・のぼせ・顔だけ赤くなる
  • 慢性的な頭痛・肩こり・首こり
  • 自律神経の乱れ・イライラ・抑うつ感
  • 更年期に伴うほてり・倦怠感・気分の波

「病院に行っても異常なしと言われる」「薬を飲んでも根本的には変わらない」という方が当院に来られることが多いです。検査数値に現れない不調こそ、東洋医学が得意とする領域です。

「頭を涼しく足を温める」ことは、こころにも効く

興味深いのは、身体の気血のバランスが整うと、こころの状態にも変化が現れることです。気が上に偏っているとき、人はイライラしやすく、不安感が強くなりやすい傾向があります。気が下半身にも均等に巡るようになると、こころが落ち着き、ものごとに動じにくくなります。

東洋医学では身体とこころは切り離せないものとして捉えます。足を温め、気血を全身に巡らせることは、身体の健康だけでなく、精神的な安定にも直結しているのです。当院でも、身体の冷えを改善していく中で「気持ちが前向きになった」「些細なことで落ち込まなくなった」という変化を報告してくださる方がたくさんいらっしゃいます。

30年の経験から伝えたいこと

私がこれまで17万人以上の方の施術をしてきた中で、改めて感じることがあります。それは、身体の不調は必ずサインを出しているということです。足の冷えも、夜眠れないことも、頭だけがほてることも、すべて気血のバランスが乱れているという身体からのメッセージです。

そのサインを「歳のせいだから」「しょうがない」と見逃してしまうのはもったいない。東洋医学の視点でお身体を丁寧に診ていくと、そこには必ず原因があり、整えていくための道筋が見えてきます。ひとりで悩まず、ぜひ気軽に相談してほしいと思っています。一緒に、こころと身体のバランスを取り戻していきましょう。


院長:泉

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
富山県射水市八幡町2-13-2
電話番号
0766-84-5355
定休日
日曜日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次