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【整体×運動】整えて動かすことで変わる身体のバランス

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こんなお悩みはありませんか?

  1. 整体に通っているけど、運動はした方がいいの
  2. 運動を始めたら、整体に行かなくても大丈夫
  3. 「痛みがある状態でストレッチや筋トレをしてもいいの
  4. 整体と運動、どちらを先に行うのが正解なの
  5. 運動をしても不調が改善しないのはなぜ
  6. そもそも整体と運動って、どう違うの

こうした疑問を持つ方が増えています。実際、整体だけでも姿勢やゆがみの改善には効果がありますが、運動を組み合わせることでその効果を持続させたり、さらにレベルアップさせたりすることが可能です。

なぜなら、整体で整えた体は「動きやすくなった状態」ですが、その状態を活かして「運動で動かせる体」にしていくことで、ゆがみの再発を防ぎ、健康なカラダを保つ基盤を作ることができるからです。

整体とは何をするものか

整体とは、骨格や筋肉の歪みを整え、体のバランスを取り戻す手技療法です。主な目的は「構造の正常化」。関節や筋肉、神経の通り道をスムーズに保つことで、自然治癒力を高めていきます。

体の痛みやコリは、単なる筋肉疲労よりも、姿勢の偏りや体の使い方の癖によって起こることが多いです。整体ではこうした歪みをリセットし、正しい軸を取り戻すことで、慢性的な疲れや不調を根本から整えていきます。

運動によって得られる身体の変化

運動の目的は、体を動かすことによって機能を高めることにあります。筋肉が鍛えられるだけでなく、血流促進、代謝アップ、自律神経の安定など、全身への健康効果が期待できます。

ただし、姿勢の歪みや可動域の制限が残ったまま運動をすると、かえって腰や膝を痛めることもあります。たとえば骨盤が傾いたままスクワットをすれば、特定の筋肉に過剰な負担がかかる結果となります。そのため、まず整体で体を整え、その状態で運動によって維持・強化するのが理想的な流れです。

整体と運動の違い:アプローチの目的

項目整体運動
主な目的構造を整える機能を高める
アプローチ受け身(施術)能動的(自分で動かす)
効果姿勢改善・痛み軽減筋力・柔軟性・代謝向上
適したタイミング不調の初期・慢性化前体調安定後・回復期

つまり、整体で「正しい体の土台」をつくり、運動で「その土台を支える筋力と柔軟性」を育てることが健康づくりの基本となります。

なぜ整体のあとに運動を取り入れると良いのか

整体の施術後は、筋肉や関節が正しい位置に戻り、体が動かしやすくなっています。このタイミングで軽いストレッチや体幹を意識した運動を行うと、その正しい身体の使い方を脳と神経が学習します。

一方、運動だけで歪みを直そうとすると、間違ったパターンで筋肉を使い続ける可能性があり、かえって不調を長引かせてしまうことがあります。そのため、「整体で整える→運動で定着させる」という順番がもっとも効果的です。

整体と運動を効果的に組み合わせる方法

STEP
評価(姿勢・動作チェック)

まず、姿勢や関節の可動域、筋肉のアンバランスを確認して体の状態を把握します。

STEP
整体で調整

全身の歪みや筋膜の硬さ、骨盤の傾きを整え、神経伝達の流れを改善します。関節の動きをスムーズにすることで、体の中心軸がまっすぐに立つようになります。

STEP
軽い運動で定着

呼吸を意識しながら、体幹を安定させるようなストレッチや軽いウォーキングを行い、整体後の正しい動きを定着させます。

STEP
日常動作への落とし込み

正しい姿勢を意識しながら生活に取り入れることで、歪みにくい身体を維持します。

症状別のオススメ運動法

  • 肩こり・首こり: 肩甲骨まわりの動きを引き出すストレッチや深呼吸法が効果的です。
  • 腰痛・坐骨神経痛: 体幹を安定させる軽いトレーニングや骨盤の可動性アップ運動が有効です。
  • 膝痛: 太ももの前後のバランスを整える軽いスクワットやストレッチを取り入れましょう。
  • 自律神経の乱れ: ウォーキングやヨガなどリズム運動を行うことで、心身の調整が期待でオススメ

運動前後の注意点

整体を受けた直後は、体が新しいバランスに慣れていないため、激しい運動は控えましょう。最初は「動きを感じる」程度のストレッチから始めるのが理想です。また、疲労が強いときや睡眠不足のときは、無理せず休息を優先してください。

体のサインに耳を傾けながら継続することが、長期的な健康維持につながります。

東洋医学で見る「動」と「静」のバランス

東洋医学では、すべての現象は「陰」と「陽」のバランスで成り立つと考えられています。「動=陽」、「静=陰」とされ、陽は活動・発散・温めるといったエネルギーを意味し、陰は休息・蓄える・冷やすといった安定の力を指します。この二つが調和してこそ、体と心は健康な状態を保つことができます。

例えば、日中に働いたり運動したりするのは「陽」の働きであり、夜に眠って体を休ませるのは「陰」の働きです。陽が強すぎると興奮や緊張が続き、交感神経が優位になって不眠や疲労が起こりやすくなります。

一方で陰が強すぎると活動力が低下し、冷えや代謝の低下、無気力などが現れます。現代社会ではストレス過多やデスクワークの増加により「陽過剰」「陰不足」になりやすく、このバランスが崩れて不調が出る方が増えています。

整体や鍼灸治療は「静(陰)」の施術として、筋肉の緊張をゆるめ、呼吸を整え、心身の安定を促します。逆に、運動は「動(陽)」の活動であり、血流を促進し、体温を上げ、生命エネルギーを活性化させます。どちらか一方に偏るのではなく、整体で体を静め、運動で流れを生むというリズムを持つことが、自然治癒力を高める最良の方法です。

つまり、陰陽の調和とは「整えてから動かす」「動かしたら整える」という循環のことを意味します。この動静の調和を日常の中で意識することで、体のエネルギー(気血水)の巡りが改善し、疲れにくく、回復力の高い体へと導かれていきます。

整えてから動かすことが健康の基本

整体も運動も、それぞれに役割とメリットがありますが、重要なのはバランスと順序です。整体で体をリセットし、運動で維持・強化する。この循環を日常に取り入れることで、痛みや不調を繰り返さない理想的な体づくりが可能になります。

自分の体の状態を知り、整えて動かす習慣を続けましょう。


院長:泉

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