
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは。富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉賢秀です。突然背中に激痛が走って動けなくなる経験をされたことはありますか?それは背中に起こるギックリの痛みかもしれません。肩甲骨のあたりがピキッと痛んで、深呼吸するのもつらい状態になってしまう方が最近増えています。特にデスクワークが続いている方や、在宅ワークで姿勢が悪くなっている方に多く見られる症状です。
実はこの背中に起こる急な痛みは、適切に対処すれば改善できるものなのです。当院でも多くの方がこの痛みから解放されて、日常生活に戻られています。今回は医僧として30年以上の施術経験を持つ私が、この背中の急な痛みについて詳しくお伝えしていきますね。


背中の痛みで呼吸も苦しくなってしまうと本当につらいですよね。でも正しく対処すれば必ず改善しますので安心してください
背中に突然激しい痛みが走る症状は、背中の筋肉や筋膜に急激な負担がかかることで起こります。正式には急性背部痛や背部筋膜炎と呼ばれることもありますが、腰に起こるギックリ腰と似た状態が背中で起きているため、多くの方がギックリのような背中の痛みと表現されます。
肩甲骨の間や背骨の両側あたりに鋭い痛みが走り、身体を動かすたびに痛みが増すのが特徴です。特に朝起き上がるとき、くしゃみや咳をしたとき、深呼吸をしたときなどに激痛が走ることが多いですね。当院に来られる患者さんの中には「寝返りを打つだけで目が覚めてしまう」「呼吸が浅くなって苦しい」と訴えられる方も少なくありません。
この背中の急な痛みは、実は日常生活のちょっとした動作がきっかけで発症します。朝起きて身体を起こそうとした瞬間、重い荷物を持ち上げようとしたとき、振り向いた拍子などに突然痛みが走ることが多いのです。
デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、背中の筋肉が硬くなって血流が悪くなります。この状態で急に身体を動かすと、硬くなった筋肉や筋膜に負担がかかって炎症を起こしてしまうのです。また、ストレスが溜まっていると無意識に肩や背中に力が入り、筋肉が緊張状態になっていることも原因の一つですね。


東洋医学の視点から見ると、この背中の痛みは単なる筋肉の問題だけではありません。気血の巡りが滞っている状態が根本的な原因になっていることが多いのです。
身体には気と血が全身を巡っていて、この流れが滞ると痛みや不調が現れます。特に背中は督脈という重要な経絡が通っている場所で、ここが滞ると背中全体に影響が出やすいのです。長時間のデスクワークや悪い姿勢、ストレスなどで気血の流れが悪くなると、筋肉が硬くなって柔軟性を失い、ちょっとした動作で痛めてしまうというわけです。
スマートフォンやパソコンを使う時間が長くなって、猫背の姿勢になっている方が本当に増えています。この前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨の間の筋肉が常に引っ張られた状態になり、疲労が蓄積していきます。
在宅ワークが増えて、椅子やデスクの環境が整っていない状態で長時間作業している方も多いですね。通勤がなくなって運動量も減り、筋肉が弱くなっているところに負担がかかるため、以前よりも痛めやすい状態になっているのです。
実は心の状態も背中の痛みと深く関係しています。ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れて、交感神経が優位になります。この状態では血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉が硬くなってしまうのです。
仕事や人間関係で悩みを抱えている方、睡眠不足が続いている方などは、知らず知らずのうちに肩や背中に力が入って緊張状態になっています。この慢性的な緊張が積み重なった結果、ある日突然痛みとして現れることがあるのです。
もし突然背中に激痛が走ったら、まずは無理に動かさず安静にすることが大切です。痛みが強い急性期は炎症が起きている状態なので、患部を冷やすことをおすすめします。保冷剤をタオルで包んで、痛む場所に10分から15分程度当ててください。
横になる時は、仰向けで膝の下にクッションを入れるか、横向きで背中を丸めた姿勢が楽に感じられることが多いですね。無理に背筋を伸ばそうとせず、楽な姿勢を見つけて安静にしましょう。
発症してから2日から3日経って、ズキズキとした急性の痛みが落ち着いてきたら、今度は温めて血流を良くする段階に入ります。お風呂にゆっくり浸かったり、蒸しタオルを当てたりして、筋肉の緊張をほぐしていきましょう。
ただし、まだ炎症が残っている状態で温めると痛みが増すことがあるので注意が必要です。温めて痛みが強くなるようなら、まだ冷やす段階だと判断してください。迷った時は専門家に相談されることをおすすめします。
痛みがある時に無理にストレッチをしたり、強く揉んだりするのは避けてください。炎症を起こしている筋肉に刺激を与えると、かえって症状が悪化してしまうことがあります。
また、痛みを我慢して普段通りに仕事や家事を続けるのも良くありません。急性期にしっかり安静にすることが、結果的に早い回復につながります。数日経っても痛みが引かない場合や、痛みがどんどん強くなる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
当院では背中の痛みに対して、東洋医学の考え方に基づいた鍼灸施術を行っています。痛みが出ている場所だけでなく、身体全体のバランスを整えることで根本的な改善を目指すのが特徴です。
まず気診という独自の検査法で、どの経絡のバランスが崩れているかを確認します。多くの場合、膀胱経や督脈、胆経などの流れが滞っていることが分かります。そして適切なツボに髪の毛ほどの細い鍼を用いて、気血の巡りを整えていくのです。
背中の痛みに効果的なツボはいくつかあります。肩甲骨の間にある「膏肓」というツボや、腰のあたりにある「腎兪」などが代表的ですね。ただし、急性期の炎症が強い時期には、患部から離れた手や足のツボを使って全身の気の流れを整える方法を取ることもあります。
ご自身でケアされる場合は、手の甲にある「後谿」というツボを優しく押してみてください。小指の付け根の外側、手を握った時にできるシワの先端部分です。ここを反対の親指で優しく押すと、背中の緊張が和らぐことがあります。
痛みがあると呼吸が浅くなりがちですが、意識的に深い呼吸をすることで自律神経のバランスが整い、筋肉の緊張も緩和されます。鼻からゆっくり息を吸って、口からゆっくり吐く腹式呼吸を試してみてください。
痛みで息を深く吸えない時は、無理をせず吐く息を長くすることだけでも効果があります。吐く息を意識することで副交感神経が優位になり、リラックス状態に導かれるのです。
背中の急な痛みは、一度良くなっても再発しやすい症状です。日頃から予防を意識した生活習慣を身につけることが大切ですね。
デスクワークの合間には必ず休憩を取る習慣をつけましょう。1時間に一度は立ち上がって身体を動かし、肩甲骨を回したり、軽く伸びをしたりして筋肉の緊張をほぐしてください。椅子に座る時は骨盤を立てて、背もたれに寄りかかりすぎないことも意識してみてくださいね。
毎日続けられる簡単なストレッチをご紹介します。まず両手を頭の後ろで組んで、肘を開くようにして胸を張ります。肩甲骨を寄せるイメージで5秒キープしたら力を抜く、これを5回繰り返してください。
次に椅子に座ったまま、片手を反対側の肩に置いて、身体を軽くひねります。背中全体がストレッチされるのを感じながら、左右それぞれ10秒ずつキープしましょう。痛みがある時は無理をせず、気持ち良いと感じる範囲で行ってくださいね。
身体の回復には質の良い睡眠が欠かせません。寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を控えて、就寝1時間前にはリラックスタイムを設けることをおすすめします。
枕の高さも重要です。高すぎる枕は首や肩に負担をかけて、背中の緊張にもつながります。仰向けで寝た時に、首のカーブが自然に保たれる高さの枕を選びましょう。横向きで寝る方は、肩幅に合わせた高さがあると身体への負担が少なくなります。
自宅でのケアで改善が見られない場合や、痛みが日に日に強くなっている場合は、早めに専門家に相談してください。特に安静にしていても痛みが続く、発熱がある、手足のしびれを伴うといった症状がある時は、内臓の問題など他の原因が隠れている可能性もあります。
鍼灸院や整骨院、整形外科など、それぞれに得意分野がありますので、ご自身の症状や希望に合った治療先を選ばれると良いですね。当院のような東洋医学をベースにした鍼灸院では、身体全体のバランスを整えながら根本的な改善を目指していきます。
当院では初回に詳しいカウンセリングと気診検査を行い、痛みの原因を東洋医学的に分析します。唾液によるストレス検査も実施して、心身の状態を数値化することで、より適切な施術計画を立てることができるのです。
施術は痛みの少ない優しいツボ施術で、子供からご高齢の方まで安心して受けていただけます。一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術で、自然治癒力を高めながら改善へと導いていきます。
背中の急な痛みは、身体からの大切なサインです。痛みを取り除くだけでなく、なぜその痛みが起きたのかという根本原因に向き合うことで、再発しない健康な身体を手に入れることができます。30年以上の臨床経験の中で、多くの方がこの痛みから解放されて、元気な日常を取り戻されてきました。
一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの身体とこころの健康を、全力でサポートさせていただきます。