
院長:泉お気軽にご相談ください!


こんにちは、富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉賢秀です。朝起きたら胃が重くて頭もズキズキする、仕事中に突然吐き気と頭痛が襲ってくる、そんな経験はありませんか。胃の不調と頭の痛みが同時に現れると、何か重大な病気ではないかと不安になりますよね。
実は、胃痛と頭痛が同時に起きるのには明確な理由があり、多くの場合は自律神経の乱れやストレスが関係しています。今日は30年で17万人以上の方を診てきた医僧の視点から、この症状の原因と東洋医学的なアプローチについてお伝えしていきます。


胃と頭が同時に痛むときは、身体が「休んでほしい」というサインを出していることが多いんです
胃の痛みと頭痛が一緒に現れる場合、いくつかのパターンが考えられます。臨床の現場で最も多く見られるのは、自律神経の乱れによるものです。自律神経は私たちの意識とは関係なく、内臓の働きや血流をコントロールしている大切な神経系で、ストレスや生活習慣の乱れによってバランスが崩れると、胃腸の働きが低下したり、脳への血流が不安定になったりします。
その結果として胃の痛みや不快感と頭痛が同時に起こるわけです。また、急性胃腸炎やウイルス性の感染症では、炎症物質が体内に広がることで頭痛を引き起こすことがあります。脱水状態になると脳への血流が減少し、これも頭痛の原因となります。
仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、睡眠不足が続くと、交感神経が優位な状態が続きます。交感神経が緊張し続けると、胃酸の分泌バランスが崩れて胃粘膜が傷つきやすくなり、同時に頭部の血管が収縮したり拡張したりして頭痛を引き起こします。当院に来られる患者さんの中にも、「最近残業続きで」とか「家庭のことで悩んでいて」という方が、胃の不調と頭痛を訴えられるケースが本当に多いんです。
不規則な食事時間、暴飲暴食、刺激物の摂りすぎなども胃腸に負担をかけます。胃に負担がかかると消化にエネルギーが集中し、脳への血流が一時的に減少することで頭痛が起こることがあります。特に空腹時の低血糖状態では、頭痛と吐き気が同時に現れやすくなります。
東洋医学では、胃と頭は「気」や「血」の巡りによって深く結びついていると考えます。胃は「後天の本」と呼ばれ、食べ物から気血を作り出す大切な臓器です。胃の働きが弱ると全身に栄養やエネルギーが届かなくなり、頭部への気血の流れも滞ってしまいます。
また、ストレスは東洋医学では「肝」の機能を乱すとされています。肝の気が滞ると、胃の働きを抑え込んでしまう「肝胃不和」という状態になり、これが胃痛と頭痛を同時に引き起こす大きな要因となります。私が気診検査で患者さんを診させていただくと、胃経や肝経のエネルギーの流れが滞っていることが非常に多いんです。
鍼灸施術では、胃経や肝経、脾経などのツボに優しく刺激を与えることで、気血の巡りを整えていきます。当院では髪の毛ほどの細さの鍼を使い、気診でみつけた最も効果的な一か所の経穴で施術を行います。多くの方が「施術後に胃が軽くなった」「頭がスッキリした」と実感されるのは、まさに気の巡りが改善された証なんですね。
胃痛と頭痛が同時に起きても、多くの場合は自律神経の乱れやストレスが原因で、適切な対処で改善していきます。ただし、以下のような症状がある場合は、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
これらの症状は、髄膜炎や脳出血、消化管出血など緊急性の高い病気の可能性があります。自己判断せず、必ず専門医の診察を受けてください。


症状が軽い場合や、病院で検査を受けても特に異常が見つからなかった場合は、日常生活の中でできるセルフケアを取り入れてみましょう。自律神経のバランスを整えることが最も大切です。
まずは規則正しい生活を心がけてください。毎日同じ時間に起きて、同じ時間に食事を摂ることで、体内時計が整い自律神経も安定してきます。特に朝日を浴びることは、セロトニンというホルモンの分泌を促し、心身のバランスを整えるのに非常に効果的です。
胃に優しい食事を心がけましょう。消化の良いお粥やうどん、温かいスープなどがおすすめです。刺激物やアルコール、カフェインは控えめにして、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。空腹時間が長すぎると低血糖で頭痛が起きやすくなるので、軽い間食を摂るのも良いでしょう。
ご自身でも簡単にできるツボ押しをご紹介します。足三里というツボは、膝のお皿の外側から指4本分下にあり、胃腸の働きを整える代表的なツボです。また、合谷というツボは手の甲、親指と人差し指の骨が交わるところにあり、頭痛や自律神経の調整に効果があります。優しく5秒ほど押して離すを繰り返してみてください。
ストレスを感じたときこそ、深呼吸を意識してください。ゆっくり鼻から息を吸って、口からゆっくり吐く腹式呼吸を5分ほど続けるだけで、副交感神経が優位になり心身がリラックスします。お風呂にゆっくり浸かる、好きな音楽を聴く、アロマを楽しむなど、自分なりのリラックス方法を見つけることも大切です。
胃痛と頭痛を繰り返す方の多くは、表面的な症状だけに対処して、根本的な原因に目を向けていないことがあります。薬で一時的に症状を抑えても、生活習慣やストレスの原因が解決されなければ、また同じ症状が戻ってきてしまいます。
当院では、初回にストレス検査と東洋医学に基づく気診検査を行い、あなたの身体がどんな状態なのかを詳しく分析します。その結果をもとに、あなたに合った施術計画を立てて、症状の改善だけでなく再発しない身体づくりを目指します。実際に長年胃腸の不調と頭痛に悩まされていた方が、施術を重ねるうちに「最近、薬を飲まなくても大丈夫になりました」と喜ばれる姿を何度も見てきました。
胃の痛みと頭痛が同時に起こるのは、多くの場合、自律神経の乱れやストレスが関係しています。日常生活の中でできるセルフケアを取り入れながら、症状が続く場合や繰り返す場合は、根本的な原因にアプローチすることが大切です。東洋医学では、身体全体のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、症状を改善に導くことができます。
私たちは、あなたが薬にできるだけ頼らずに、心と身体の健康を取り戻せるよう全力でサポートします。「こんなことで相談していいのかな」と思わず、どんな小さな不安でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。あなたの笑顔と元気を応援させていただきます