アトピー性皮膚炎の鍼灸整体｜
富山寿楽堂鍼灸院・整体院

アトピー性皮膚炎の症例報告

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、強いかゆみを伴う湿疹が体の様々な部位に現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚の病気です。特に顔、首、手足の関節部分などに左右対称に湿疹ができることが多く、皮膚が赤くなったり、ブツブツができたり、掻き壊すとジュクジュクしてかさぶたになったりします。

アレルギーを起こしやすい体質（アトピー素因）を持つ人に多く見られ、皮膚のバリア機能が低下することで外部からの刺激に過敏に反応してしまうのが特徴です。症状を繰り返すうちに患部の皮膚がゴワゴワと分厚く固くなることもあり、2歳未満では2ヶ月以上、2歳以上では6ヶ月以上症状が続く場合にアトピー性皮膚炎と診断されます。

厚生労働省の患者調査によると、日本のアトピー性皮膚炎患者数は2008年では約35万人でしたが、2017年では約51万人となり、約10年間で1.5倍に増加しています。

また、厚生労働科学研究による全国規模の調査では、4ヶ月児で12.8％、1歳半児で9.8％、3歳児で13.2％、小学1年生で11.8％、小学6年生で10.6％、大学生で8.2％の有症率が報告されており、年齢が上がるにつれて若干減少する傾向はあるものの、幅広い年齢層で高い有症率を示しています。

資生堂の調査では、アトピー性皮膚炎に悩む74％のうち「とても悩んでいる」と答えた人は28.3％で、特に20代女性（32.3％）、30代女性（31.7％）、男性20代（38.9％）で悩みが深いことが明らかになっています。

アトピー性皮膚炎を放置すると、皮膚のバリア機能がさらに低下し、外部からの刺激やアレルゲンがより侵入しやすくなって炎症が慢性化し、症状の悪化と改善を繰り返す悪循環に陥ります。強い痒みにより掻き壊しが続くと、皮膚に傷ができて細菌感染を起こしやすくなり、とびひなどの二次感染症を併発するリスクが高まります。

また、慢性的な痒みと睡眠不足により集中力や作業効率が著しく低下し、学業や仕事に深刻な影響を与え、社会生活への参加が困難になる可能性があります。さらに、見た目の変化により自己肯定感が低下し、人との接触を避けるようになって社会的孤立を招き、うつ病や不安障害などの精神的な問題を併発するケースも少なくありません。

最悪の場合、症状を繰り返すうちに皮膚が厚く硬くなる苔癬化が進行し、元の健康な皮膚に戻ることが困難になり、生涯にわたって症状と向き合わなければならない状況に陥る可能性があります。

アトピー性皮膚炎の原因

開院以来、当院にはアトピー性皮膚炎でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、アトピー性皮膚炎の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものがアトピー性皮膚炎の原因として挙げられます。

アトピー性皮膚炎はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にもアトピー性皮膚炎でお困りの方が数多く来院されますが、検査をしても身体に明確な異常が見つからないことも少なくありません。だからこそ、根本改善を目指すには、こころと身体の両面から丁寧に状態を見極める検査が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

アトピー性皮膚炎でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

医療機関とはここが違います

アトピー性皮膚炎の場合、医療機関では以下の治療法が一般的です。

ステロイド外用薬

長期使用により皮膚萎縮、毛細血管拡張、にきび様皮疹などの局所的な副作用が現れる可能性があり、患者や家族の副作用への過度な不安から適切な治療を実践できない例が多く見られます。また、根本的な体質改善にはならず、使用を中止すると症状が再発しやすいという問題があります。

外用免疫抑制剤（タクロリムス軟膏）

使用開始時に一時的な刺激感や熱感が現れることがあり、長期的な安全性についてはまだ十分に確立されていない部分があります。また、免疫抑制作用により感染症のリスクが若干高まる可能性があり、定期的な医師の観察が必要となります。

抗ヒスタミン薬

眠気、口渇、便秘などの副作用が現れることがあり、特に運転や機械操作に影響を与える可能性があります。また、根本的な治療ではなく対症療法のため、服薬を中止すると症状が再発し、長期間の服用が必要となる場合があります。

生物学的製剤

高額な薬剤費がかかり、注射部位の反応や感染症のリスクがあります。また、長期的な安全性についてはまだ十分なデータが蓄積されておらず、定期的な検査と医師による厳重な管理が必要となります。

アトピー性皮膚炎を改善するために

アトピー性皮膚炎を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なる皮膚やストレスの問題だけでなく、様々な要因が大きく関与している場合もあります。

アトピー性皮膚炎を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院では、アトピー性皮膚炎の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は優しいツボ治療を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

アトピー性皮膚炎の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院でアトピー性皮膚炎が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

アトピー性皮膚炎の多くは、身体的ストレスだけでなく、精神的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

アトピー性皮膚炎のQ＆A

アトピー性皮膚炎は自然に治りますか？

乳幼児期に発症した場合、10代のうちに自然に治ることもありますが、成人型では慢性化しやすく、適切な治療と体質改善により症状をコントロールすることが重要です。

アトピー性皮膚炎の人がやってはいけないことは？

強く掻く、熱いお湯での入浴、刺激の強い石鹸の使用、ストレスの蓄積、睡眠不足、アレルゲンへの過度な曝露は症状を悪化させるため避けるべきです。

アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係は？

両方ともアレルギー疾患で高頻度に合併しますが、食物アレルギーがあるからアトピー性皮膚炎になるわけではなく、それぞれ別々に治療する必要があります。

症状が悪化する季節や環境はありますか？

冬場の乾燥、夏場の汗、花粉の飛散時期、ダニの多い環境、ストレスの多い時期などで悪化しやすく、個人差があるため自分の悪化要因を把握することが大切です。

ストレスとアトピー性皮膚炎の関係は？

ストレスは症状を悪化させる重要な要因で、進学、就職、環境の変化などで悪化することが多くあります。適切なストレス管理と心のケアが症状改善に重要です。

アトピー性皮膚炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、アトピー性皮膚炎の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、症状の軽減を目指します。

アトピー性皮膚炎でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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