不眠症

不眠症の症例報告

不眠症とは

不眠症とは、寝つきが悪い、眠りが浅く夜中に何度も目が覚める、予定より早く目覚めてしまう、あるいは十分な時間眠っても熟睡感が得られないといった症状が続き、それによって日中の生活に支障をきたしている状態です。

一時的な眠れない夜とは異なり、不眠症はこうした症状が週に3日以上、1ヶ月以上続くことが特徴です。単なる睡眠不足とも違い、眠りたいのに眠れないという主観的な悩みを伴います。

厚生労働省の令和4年「国民健康・栄養調査」によると、日本人成人の約20.6%が慢性的な不眠に悩んでいることが明らかになっています。これは5人に1人以上の割合です。

また全国健康保険協会の調査では、「不眠症の疑いあり」が51.9%、「不眠の傾向あり」が18.2%という結果も報告されており、合わせると約7割の方が何らかの不眠の傾向を持っているという驚くべき結果も出ています。

不眠症を放置すると、単に眠れないという問題だけでなく、様々な心身への悪影響が現れてきます。まず、日中の眠気や集中力の低下によって仕事や学業のパフォーマンスが落ち、ミスが増えることで自信を喪失し、さらにストレスが高まるという悪循環に陥りやすくなります。

また、睡眠不足が続くと食欲を調整するホルモンのバランスが崩れ、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが高まることも科学的に証明されています。

不眠症の原因

開院以来、当院には不眠症でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、不眠症の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものが不眠症の原因として挙げられます。

不眠症はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも不眠症でお困りの方が数多く来院されますが、検査をしても身体に明確な異常が見つからないことも少なくありません。だからこそ、根本改善を目指すには、こころと身体の両面から丁寧に状態を見極める検査が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

不眠症でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

不眠症の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

睡眠薬治療

睡眠薬には持ち越し効果（翌日の眠気やふらつき）、筋弛緩作用による転倒リスク、記憶障害、依存性、耐性（効果の減弱）などの問題があります。特に高齢者では副作用が出やすく、長期使用による認知機能への悪影響も懸念されています。

また、ベンゾジアゼピン系の薬は急に中止すると反跳性不眠（以前より強い不眠）が起こることがあり、減薬には専門的な管理が必要です。

認知行動療法

即効性がなく効果が現れるまでに時間がかかるため、症状が重い場合は辛抱強く継続することが難しい場合があります。

睡眠衛生指導

単独では重度の不眠症に対する効果が限定的で、他の治療法と組み合わせる必要があることが多いです。

また、仕事や生活環境によっては、理想的な睡眠習慣を実践することが現実的に困難な場合もあります。特にシフト勤務者や育児中の方は、規則正しい睡眠時間を確保することが難しい状況にあります。

リラクセーション技法

習得に時間がかかり、効果を実感するまでに継続的な練習が必要です。また、単独では重度の不眠症には効果が不十分なことが多く、他の治療法と併用する必要があります。

不眠症を改善するために

不眠症を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なる精神的ストレスの問題だけでなく、様々なストレスが大きく関与している場合もあります。

不眠症を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院では、不眠症の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は 優しいツボ治療を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

不眠症の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院で不眠症が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

不眠症の多くは、精神的ストレスだけでなく、身体的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

不眠症のQ＆A

不眠症は自然に治りますか？

不眠症は原因となる生活習慣や心理的要因を改善しない限り、自然に治ることは難しいです。

東洋医学では不眠を「気・血・水」のバランスの乱れと捉え、その根本原因から調整していきます。当院では優しいツボ施術で自律神経のバランスを整え、自然治癒力を高めることで薬に頼らない改善を目指しています。

不眠症の人がやってはいけないことは？

寝る直前のカフェイン摂取やスマートフォン使用は避けるべきです。また「今日こそ眠らなければ」という強い意気込みや、時計を気にしながら眠ろうとすることも逆効果です。

アルコールも入眠には役立つように感じても睡眠の質を低下させます。当院では個々の生活習慣や体質に合わせた具体的なアドバイスを行い、東洋医学の知恵で眠りの質を高める方法をお伝えしています。

不眠症と単なる寝不足の違いは何ですか？

寝不足は時間的制約で十分に睡眠がとれていない状態であり、時間さえあれば眠れます。

一方、不眠症は眠る時間があっても「眠れない・眠りが浅い・早く目覚める」といった問題が生じ、日中の生活に支障をきたしている状態です。

薬を飲まないと不眠症は治りませんか？

重度の不眠症では一時的に薬の力を借りることも大切ですが、薬だけに頼らない改善も可能です。

当院では長年の鍼灸臨床経験から、特定のツボへの施術が脳内のセロトニンやメラトニンなどの睡眠に関わる物質の調節に作用することを実感しています。

鍼灸や東洋医学は不眠症に効果がありますか？

はい、鍼灸療法は不眠症に対して科学的にも効果が認められています。

東洋医学では不眠を「心」「肝」「脾」などの機能バランスの乱れと捉え、特定のツボへの施術でこれらを調整します。当院では体に負担をかけない優しいツボ施術で自律神経のバランスを整え、自然な眠気を促します。施術後は「久しぶりにぐっすり眠れた」というお声を多くいただいています。

不眠症が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、不眠症の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、痛みの軽減を目指します。

不眠症でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

寝起きのだるさもなくなり、
仕事もいけるように！

不眠も改善し、
足の痺れも治り始めた！

睡眠薬や精神薬も、
少しずつ減ってきた！

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