突発性難聴

突発性難聴の症例報告

突発性難聴とは

突発性難聴とは、明らかな原因もなく突然片方の耳（まれに両耳）の聞こえが悪くなる病気です。耳が詰まった感じや耳鳴り、めまいを伴うこともあり、内耳の障害により音を感じる細胞（有毛細胞）や聴神経の機能が低下することで起こります。

発症から約1ヶ月で症状が固定してしまうため、早期発見・早期治療が非常に重要な疾患です。

厚生労働省の調査によると、日本では年間約3万5千人（人口100万人あたり約275人）が突発性難聴を発症しているとされています。特に40〜60歳代の働き盛りの年代に多く見られ、近年は若い世代や男性の患者も増加傾向にあります。

また、認知度の向上に伴い患者数も年々増加しており、生活習慣の乱れやストレス社会を背景に今後も増加が予想されています。

突発性難聴を放置すると、発症から約1ヶ月で聴力障害が固定してしまい、治療を行っても回復が難しくなります。適切な治療を受けた場合でも、全体の約3分の1は完治、約3分の1は部分的な回復にとどまり、残りの約3分の1は改善が見られないとされており、治療開始が遅れるほど回復率は低下します。

また、難聴が固定すると耳鳴りが慢性化し、コミュニケーションの障害から社会的孤立や抑うつ状態に陥るリスクも高まります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、突発性難聴の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものが突発性難聴の原因として挙げられます。

突発性難聴はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも突発性難聴でお困りの方が数多く来院されますが、検査をしても身体に明確な異常が見つからないことも少なくありません。だからこそ、根本改善を目指すには、こころと身体の両面から丁寧に状態を見極める検査が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

突発性難聴でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

ステロイド療法

ステロイド治療は血圧上昇や血糖値の上昇、胃腸障害、不眠、気分の変動などの副作用があり、特に糖尿病や高血圧の患者さんでは注意が必要です。

また、長期使用による免疫力低下や骨粗しょう症のリスクもあるため、医師の厳密な管理のもとで使用する必要があります。

血流改善薬

効果の発現までに時間がかかることが多く、単独での治療効果は限定的です。また、他の薬剤との相互作用や、まれに消化器症状などの副作用が生じることもあります。

高圧酸素療法

施設が限られており、通院の負担が大きいことが挙げられます。また、耳痛や中耳炎などの合併症のリスクがあり、閉所恐怖症の方には適さない場合があります。治療には時間と費用がかかり、保険適用の条件も限定的です。

鼓室内ステロイド注入

鼓膜に針を刺す処置が必要で、痛みを伴うことがあります。また、感染症のリスクや、まれに鼓膜穿孔が残存する可能性もあります。繰り返し処置が必要な場合もあり、患者さんの負担になることがあります。

突発性難聴を改善するために

突発性難聴を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なる精神的ストレスの問題だけでなく、様々なストレスが大きく関与している場合もあります。

突発性難聴を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院では、突発性難聴の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は 優しいツボ治療を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

突発性難聴の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院で突発性難聴が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

突発性難聴の多くは、精神的ストレスだけでなく、身体的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

軽度の場合は自然回復することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。

当院では東洋医学の観点から、気の流れや血行を改善する鍼灸施術により、自然治癒力を高める方法を提案しています。特に発症初期の段階での施術は効果的で、ツボを刺激することで内耳の血流を促進し、聴力回復をサポートします。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大きな音を聴くこと、飛行機搭乗やダイビングなど急激な気圧変化を伴う活動、過度の運動や疲労は避けるべきです。また、首や肩の緊張を増すような姿勢や、冷えも血流を悪化させるため注意が必要です。

発症から何日以内に治療を始めるべきですか？

発症から48時間以内に治療を開始するのが理想的で、遅くとも1週間以内の治療開始が推奨されています。2週間を過ぎると回復率が大きく低下し、1ヶ月以上経過すると症状が固定してしまう可能性が高まります。

当院では早期の施術が効果的ですが、発症から時間が経過している場合でも、東洋医学的アプローチで血流改善や神経機能の活性化を図り、西洋医学との併用で最大限の回復を目指します。

突発性難聴は再発することがありますか？

突発性難聴は基本的に再発しない病気とされていますが、同様の症状が繰り返す場合は別の疾患（メニエール病など）の可能性があります。

当院では気診を通じて体全体のバランスを整え、自律神経の調整や血流改善を図ることで、再発リスクの軽減や類似疾患の予防にもアプローチしています。体質改善を含めた総合的なケアで、長期的な耳の健康をサポートします。

日常生活で気をつけることはありますか？

規則正しい生活リズムの維持、十分な睡眠、ストレス管理が重要です。また、首や肩の緊張を緩め、冷えを防ぐことも大切です。

当院では東洋医学の観点から、季節や体質に合わせた養生法や、自宅でできるセルフケア方法をアドバイスしています。特に「気・血・水」のバランスを整える食事や生活習慣の指導は、回復促進と再発予防に役立ちます。

どのような人が突発性難聴になりやすいですか？

ストレスや過労が続いている方、睡眠不足や不規則な生活習慣の方、首肩のこりが強い方などがリスク群とされています。

東洋医学では「気滞」や「血瘀」の状態が続くと発症リスクが高まると考えます。当院では予防的な観点からも、定期的な施術で体のバランスを整え、ストレスに強い体づくりをサポートしています。自律神経の乱れを早期に調整することが、様々な突発的な症状の予防につながります。

突発性難聴が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、突発性難聴の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、痛みの軽減を目指します。

突発性難聴でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

西洋医学との併用で、
日常生活が支障ないほどに！

音が聞こえずらかったが、
いつのまにか軽減！

突発性難聴でめまいと耳鳴りも、
楽になりました！

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