トラウマ(PTSD)

トラウマ（PTSD）の症例報告

トラウマ（PTSD）とは

トラウマ（PTSD：心的外傷後ストレス障害）は、命の危険や強い恐怖、無力感、絶望感を伴う出来事をきっかけに、フラッシュバック（突然の記憶の再体験）、悪夢、回避行動、感情の麻痺、過剰な警戒心、不眠、集中力低下、イライラや抑うつなどが1か月以上続き、本人の意志ではコントロールできないまま日常生活や社会生活に支障をきたす精神的な障害です。

厚生労働省の調査によると、精神疾患全体の患者数は約615万人とされ、PTSD単独の統計はありませんが、災害や事故、犯罪被害、虐待、いじめ、医療事故などを経験した人の数を考えると、数十万人規模で存在すると推定されています。

阪神淡路大震災や東日本大震災など大規模災害後にはPTSDの発症率が10～20％に達するという報告もあり、犯罪被害や交通事故、DV、性暴力、いじめ、ハラスメントなどの被害者のうち、PTSDを発症する割合は10～50％と高く、社会的な影響も非常に大きい疾患です。

特に近年はSNSやネットいじめ、医療事故、職場のハラスメントなど新たなストレス要因も増え、潜在的な患者を含めるとさらに多くの人が悩んでいると考えられます。

PTSDを放置すると、症状が慢性化し、日常生活や仕事、人間関係に深刻な影響が出てきます。強い不安や恐怖、フラッシュバックや回避行動のために外出や社会活動を避けるようになり、社会的な孤立が進むだけでなく、不眠や過剰な警戒心、感情の麻痺が続くことで身体的な健康にも悪影響が及びます。

さらに、うつ病や不安障害、パニック障害、物質依存症、自傷行為、摂食障害、心身症など他の精神疾患を併発したり、最悪の場合は自殺リスクの増加や重度の社会的引きこもり、長期的な失業や経済的困窮、家庭崩壊など深刻な二次被害に至ることもあります。

トラウマ（PTSD）の原因

開院以来、当院にはトラウマ（PTSD）でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、トラウマ（PTSD）の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものがトラウマ（PTSD）の原因として挙げられます。

トラウマ（PTSD）はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にもトラウマ（PTSD）でお困りの方が多く来院されますが、病院で検査を受けても「異常なし」と言われてしまうケースは少なくありません。だからこそ、根本改善のためには、筋肉や内臓、身体のバランス、自律神経の状態など、東洋医学の視点から身体全体を丁寧にみていく検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

トラウマ（PTSD）でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

医療機関とはここが違います

トラウマ（PTSD）の場合、医療機関では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

副作用として眠気や体重増加、性機能障害、依存傾向、感情の鈍麻などが現れることがあり、薬だけでは根本的な解決に至らない場合もあります。薬物療法はあくまで補助的な役割とされ、自己判断での中断や増減は危険です。

認知行動療法・曝露療法・EMDR

過去の体験に向き合う過程で一時的に症状が悪化したり、強い不安や動揺が生じることがあります。また、効果が現れるまでに時間がかかることも多く、治療の継続や信頼できる専門家との関係が不可欠です。

トラウマ（PTSD）を改善するために

トラウマ（PTSD）を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なるストレスの問題だけでなく、さまざまな要因が関わっている場合が多く見られます。

だからこそ、トラウマ（PTSD）の根本改善を目指すには、原因を正しく見極めることが欠かせません。的外れな対処を続けていても、症状の改善は難しいのです。

当院では、トラウマ（PTSD）の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では 国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は優しいツボ治療 を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

症状の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院でトラウマ（PTSD）が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

トラウマ（PTSD）の多くは、身体的・精神的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

トラウマ（PTSD）のQ＆A

トラウマ（PTSD）は自然に治りますか？

仙腸関節の微小な不適合による機能障害が原因の場合、適切な治療により改善が期待できます。しかし、放置すると慢性化しやすいため、東洋医学的なアプローチによる根本的な体質改善が重要です。

トラウマ（PTSD）の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、中腰での作業、足を組んで座ること、片足重心での立位、無理な運動やストレッチは症状を悪化させる可能性があります。安静を心がけることが重要です。

PTSDと急性ストレス障害の違いは何ですか？

急性ストレス障害は発症から4週間以内の一時的な症状で、1か月以上続く場合にPTSDと診断されます。PTSDは慢性化しやすく、より長期的なサポートが必要です。

東洋医学でPTSDは治療できますか？

東洋医学では心身一体の考えから鍼灸や気功、漢方などで自律神経や気血のバランスを整え、心身の安定を図る補助療法が期待できます。体質改善やリラクゼーション効果も大きいです。

家族や職場にどう説明したらよいですか？

PTSDは「心の弱さ」ではなく、脳と心の反応による病気であること、専門的な治療が必要なことを伝え、無理な励ましや過度な干渉は避けてほしいと説明しましょう。

トラウマ（PTSD）が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、トラウマ（PTSD）の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、症状の軽減を目指します。

トラウマ（PTSD）でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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