強迫性障害の鍼灸整体｜
富山寿楽堂鍼灸院・整体院

強迫性障害の症例報告

強迫性障害とは

強迫性障害とは、意思に反して特定の思いが繰り返し浮かんで払いのけることができない「強迫観念」と、ある行為を繰り返さないではいられない「強迫行為」が現れて、日常生活に支障が及ぶ疾患です。

強迫性障害の主な症状の種類

日本では人口の約2～3%が一生のうちに強迫性障害を経験するとされており、50～100人に1人の割合で発症していると考えられています。厚生労働省の調査によると全国に5万人以上の患者がいるとされていますが、実際には受診していない潜在的な患者も多く、日本の総人口に換算すれば100万人強の強迫性障害患者の存在が推定されます。

発症しやすい時期は10代後半から20代前半で、成人ではやや女性が多いものの、大きな男女差はありません。

強迫性障害を放置すると、強迫行為に長時間拘束されるようになり、外出できなくなったり、時間の余裕がなくなったりするなど、日常生活に大きな支障をきたします。症状が進行すると、仕事や学業を続けられなくなり、社会的に孤立してしまうこともあります。

また、気分の落ち込みや嫌悪感の増加、自信の喪失も見られることから、うつ病を併発するリスクも高まります。さらに、重度の強迫性障害では睡眠相後退型の睡眠障害が現れやすく、不眠や睡眠不足による心身への悪影響も懸念されます。

強迫性障害の原因

開院以来、当院には強迫性障害でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、強迫性障害の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものが強迫性障害の原因として挙げられます。

強迫性障害はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも強迫性障害でお困りの方が数多く来院されますが、検査をしても身体に明確な異常が見つからないことも少なくありません。だからこそ、根本改善を目指すには、こころと身体の両面から丁寧に状態を見極める検査が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

強迫性障害でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

医療機関とはここが違います

強迫性障害の場合、医療機関では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

SSRIは効果が現れるまでに2～3週間以上かかることが多く、すぐに症状が改善するわけではありません。また、軽症の場合は効果が期待できますが、重症の強迫性障害ではお薬があまり効かないケースもあります。

副作用として吐き気や食欲不振、頭痛、不眠などが現れることがあり、長期間の服用が必要となるため、継続的な通院と医師の管理が欠かせません。

認知行動療法

曝露反応妨害法では、不安を引き起こす状況に意図的に直面する必要があるため、一時的に強い不安や苦痛を感じることがあります。また、効果を得るためには患者さん自身が積極的に取り組む必要があり、治療に対するモチベーションの維持が難しい場合もあります。

専門的な訓練を受けた治療者が少なく、適切な治療を受けられる医療機関が限られているという問題もあります。

強迫性障害を改善するために

強迫性障害を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なる精神的ストレスの問題だけでなく、様々な要因が大きく関与している場合もあります。

強迫性障害を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院では、強迫性障害の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は 優しいツボ治療を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

強迫性障害の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院で強迫性障害が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

強迫性障害の多くは、精神的ストレスだけでなく、身体的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

強迫性障害のQ＆A

強迫性障害は自然に治りますか？

強迫性障害は自然に完全に治ることは稀で、適切な治療が必要です。私の臨床経験では、鍼灸と気功整体を組み合わせた施術により自律神経のバランスを整えることで、薬に頼らずとも症状の軽減が見られるケースが多くあります。

強迫性障害の人がやってはいけないことは？

強迫行為を無理に我慢したり、自分を責めたりすることは避けるべきです。私の施術では、患者さんの状態を気診で丁寧に見極め、無理なく段階的に改善していくアプローチを取っています。また、カフェインの過剰摂取や不規則な生活習慣は自律神経を乱し症状を悪化させます。

強迫性障害と神経質な性格の違いは何ですか？

神経質な性格は性格特性の一つですが、強迫性障害は日常生活に支障をきたす医学的な状態です。私の治療院では、単なる性格と病的な状態を見極めるため、東洋医学の「気・血・水」の観点から全体的な状態を診断します。神経質な方でも、気の流れが滞っていなければ日常生活に大きな支障はありませんが、強迫性障害では気の流れの著しい乱れが見られます。

強迫性障害の症状が悪化する要因は何ですか？

ストレスの増加、睡眠不足、過度の疲労、環境の急激な変化などが悪化要因となります。私の治療では、患者さんの「気」の流れを診て、どのような状況で乱れが生じるかを特定します。例えば、特定の季節や天候の変化に敏感な方には、その時期に合わせた養生法や、ツボ押しの方法をお伝えし、症状の悪化を予防するための自己管理術を指導しています。

強迫性障害と他の精神疾患との関連性はありますか？

うつ病や不安障害、摂食障害などと併存することが多く見られます。私の臨床経験では、これらの疾患には共通して気の流れの乱れや滞りが認められます。東洋医学では心身を分けて考えず、全体として捉えるため、複数の症状が現れる場合でも根本的な気の流れを整えることで、総合的な改善が期待できます。特に自律神経の乱れを整えることが、様々な精神症状の改善につながることが多いです。

強迫性障害が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、強迫性障害の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、症状の軽減を目指します。

強迫性障害でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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