【強迫性障害】止まらない確認と手洗い行動の強迫症状と不眠で身体が疲弊…

強迫症状と不眠に悩んでいた来院された女性（30代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

戸締まりや火の元の確認、手洗いなどを何度も繰り返してしまう。自分でも「やりすぎだ」と認識しているがやめられず、精神的に疲弊。夜も眠れない日が多く、心療内科で処方された薬を服用しているが、根本的には改善しないことに悩んでいた。

来院に至るまでの経緯

学生時代から潔癖傾向があったが、仕事や生活のストレスが重なる中で、手洗いや戸締まりなどの確認行動が激しくなっていった。自分でも異常だと感じながらも行動を止められず、不安と疲労が強まり、不眠にも悩むように。

心療内科に通院し、抗不安薬や睡眠導入剤を処方されるが、根本的な改善にはつながらず、悩んでいた。そんな中、「脳の過活動を鎮めるには鍼灸が有効」と書かれた記事を読み、当院の存在を知り来院された。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

施術内容と経過

初回は身体の過緊張を解くことを最優先とし、肝・心包・腎のバランス調整を目的に施術を実施。特に肝の実熱と腎の虚を補瀉のバランスで整える治療を行い、施術後には深い呼吸がしやすくなり、少し落ち着いた感覚が得られたとのこと。

経絡、経筋、無分流、太極治療を同時治療　治療適応経穴　曲泉　右曲泉→左曲泉　置鍼時間5分

その後巡りを安定させるために休息10分

以下ご本人のメッセージ

院長からのコメント

強迫症状は「心の問題」とされがちですが、東洋医学では“気の滞り”や“内臓のアンバランス”が大きく関係していると捉えます。

心と身体は切り離せません。症状を否定せず、その背景にある身体の状態を丁寧に読み解き、調整していくことで自然に緩んでいくケースが多々あります。同じようなお悩みをお持ちの方も、一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。

強迫性障害や不眠症でお悩みなら…

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