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タリージェ、飲んでも効かない?効果が出るまで何日かかる?

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「タリージェを飲み始めたけれど、まだ全然痛みが変わらない…」。そんな不安を抱えながら、毎日薬を飲み続けているあなたに、今日はぜひ読んでほしいお話があります。神経の痛みやしびれは、じつは薬だけでは解決しにくいことが多く、30年間で17万人以上の方を施術してきた私がずっと感じてきたことでもあります。

薬を信じて飲み続けながらも、「これって本当に効いているの?」と自問する夜は、想像以上につらいものです。今日はそのもやもやを少しでも晴らせるよう、できるだけわかりやすくお伝えしていきますね。

院長:泉

タリージェを飲み始めたばかりの方から「いつになったら楽になりますか?」というご相談を本当によくいただきます。薬に頼りたくない気持ちもありながら、それでも痛みが辛くて飲まざるを得ない、そんな板挟みの苦しさ、よく分かります

目次

タリージェとはどんな薬なのか

タリージェは、神経の過剰な興奮を抑えることで痛みやしびれを和らげる薬です。「神経障害性疼痛」と呼ばれる、神経そのものが傷ついたり乱れたりすることで起こる痛みに使われます。坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害などが代表的な対象です。

ミロガバリンという成分名を持つこの薬は、以前からよく使われていたリリカ(プレガバリン)の後継薬として注目されています。リリカより副作用が出にくいとされる一方で、効果が現れるまでに一定の時間がかかるという特徴があります。「飲んだのにまだ効かない」と感じる方が多いのも、そこに理由があります。

タリージェが効くしくみをざっくり理解する

私たちの神経は、痛みの信号を脳に伝えるときにカルシウムチャネルというゲートを使います。タリージェはそのゲートに作用して、痛みの信号が過剰に流れないよう調整する薬です。急激に痛みをブロックするのではなく、徐々に神経の興奮状態を落ち着かせていくイメージです。

だからこそ、即効性はなく、飲み始めから数日〜数週間かけてゆっくりと体に作用していきます。「飲んだ翌日から楽になる」という種類の薬ではないことを、まず頭に入れておいてください。

効果が出るまでの期間の目安

多くの方が一番知りたいのはここだと思います。タリージェを飲み始めてから、いつ頃から変化を感じられるのか。これについては個人差があるものの、大まかな目安をお伝えすることができます。焦らず、段階を追って確認していきましょう。

飲み始め〜1週間ごろ

この時期は、まだ効果を実感できなくて当然です。体がタリージェという薬に慣れていく「準備期間」と考えてください。むしろ眠気やふらつきといった副作用のほうが先に現れることが多く、「副作用だけあって効かない」と感じる方も少なくありません。

処方はまず低用量からスタートし、副作用を確認しながら少しずつ増量していくのが一般的な流れです。「最初は少ない量で様子を見ている段階」ということを理解しておくと、焦りが少し和らぐかもしれません。

2週間〜1ヶ月ごろ

多くの方がこの時期から少しずつ変化を感じ始めます。「痛みが以前よりほんの少し楽になった気がする」「夜に目が覚める回数が減った」といった小さな変化が出てくることが多いです。用量も増量されるタイミングであることが多く、この時期から本格的に効果が出始める方もいます。

「効いているかどうか分からない」という微妙な段階でも、飲むのをやめてしまうのはもったいないことが多いのがこの時期の特徴です。小さな変化を見逃さず、主治医にしっかり伝えることが大切です。

1〜3ヶ月以降

帯状疱疹後神経痛など慢性化した痛みの場合は、効果が出るまでにさらに時間がかかるケースがあります。3ヶ月以上服用しても十分な改善が見られない場合は、増量、他の薬との併用、あるいは治療法そのものの見直しが必要になることもあります。

「何ヶ月飲んでも変わらない」という方は、薬だけに頼らない別のアプローチも視野に入れる時期かもしれません。このことについては後半でお伝えします。

こんな症状が出たら薬が「効いている途中」のサイン

「効いているのか効いていないのか分からない」という声はとても多いです。完全に痛みが消えなくても、次のような変化があれば、薬が体に作用してきているサインと考えられます。日々の変化を小さなノートに記録しておくと、主治医への報告にも役立ちます。

  • ズキズキ・ビリビリという痛みの強さが、わずかでも弱くなってきた
  • 痛みがある時間の長さが少しずつ短くなってきた
  • 夜中に目が覚める回数が減ってきた
  • しびれの範囲が以前より小さくなってきた
  • 日中の痛みのピークが和らいできた

逆に、まったく変化がなかったり、副作用だけが強く出て日常生活に支障が出ているようであれば、我慢しないで主治医に相談することをおすすめします。

副作用との向き合い方

タリージェでよく見られる副作用は、眠気・浮動性めまい・ふらつき・体重増加などです。これらは服用初期に出やすく、体が慣れるにつれて落ち着いてくることが多いとされています。ただし、生活に影響するほどの副作用が続く場合は放置せず、医師に相談することが大切です。

「副作用はあるけど痛みに効いている」という状態と、「副作用はあるけど痛みには効いていない」という状態では、当然ながら対処が違います。副作用と効果の両方を日々記録しておくことで、次の診察での判断がぐっとスムーズになります。

リリカからタリージェに変えた方へ

リリカで眠気やふらつきが強く出たために、タリージェに変更された方も多くいらっしゃいます。切り替えた直後に「リリカのほうが効いていた気がする」と感じることがありますが、これはタリージェの効果がまだ十分に出ていない段階であることが多いです。

切り替えから最低でも2〜4週間は様子を見てほしいとお伝えしたいです。焦って「やっぱり戻してほしい」と判断する前に、体が新しい薬に慣れるための時間を少し待ってみてください。

タリージェが効きにくいケースとは

どんな薬にも「向いている痛み」と「向いていない痛み」があります。タリージェは神経そのものの痛みに対して作用する薬なので、神経が原因でない痛みには十分な効果が出ないことがあります。これを知らないまま飲み続けている方も少なくありません。

神経以外の原因による痛みには限界がある

たとえば筋肉の緊張や疲労による腰痛、関節の変形による痛み、血行不良から来るだるさなどは、タリージェの主なターゲットではありません。椎間板ヘルニアであっても、神経への圧迫が主な原因でなければ効果が出にくいことがあります。

「自分の痛みがどこから来ているのか」を正確に把握することが、薬を選ぶうえでも、治療を選ぶうえでも、実はとても重要なのです。

長期にわたって慢性化している痛みの場合

慢性的な痛みは、神経が長期間にわたって過敏な状態に置かれているため、薬だけで完全にリセットするのが難しいことがあります。特に帯状疱疹後神経痛で何ヶ月も改善しない方、坐骨神経痛が長引いている方は、薬以外のアプローチも並行して検討することが大切です。

薬と並行して東洋医学でできること

私は30年間、薬では取りきれない痛みや不調を抱えた方々と向き合ってきました。神経の痛みに対して、東洋医学の鍼灸には西洋医学とは異なるアプローチがあります。薬をやめろということではなく、薬の効果を助けながら体全体のバランスを整えることができるのです。

鍼灸が神経痛に働きかけるしくみ

東洋医学では、痛みの多くは「気血の滞り」と「経絡の乱れ」から生じると考えます。鍼がツボに届いたとき、そこから神経・血管・筋肉に同時にアプローチし、自然治癒力を引き出していきます。

血行が改善されると神経への栄養供給が高まり、過敏になった神経が少しずつ落ち着いてくる。この流れが、薬では届きにくい部分への働きかけになります。「飲み続けているのに変わらない」という慢性期に特に効果を発揮することが多いです。

自律神経の乱れが痛みを長引かせている

神経の痛みに悩む方の多くが、自律神経の乱れも同時に抱えています。睡眠が浅い、疲れが取れない、気分が落ち込みやすい、そういった状態が続いていませんか?

自律神経が乱れると、痛みへの感受性が高まり、同じ刺激でもより強く痛みとして感じてしまいます。当院では唾液によるストレス検査で自律神経の状態を数値化し、身体とこころの両方からアプローチしていきます。

気診による根本原因の特定

当院では、問診と気診(筋反射テスト)を組み合わせて、痛みの根本にある原因を東洋医学的に診断します。「どの経絡に乱れがあるのか」「どのツボに反応があるのか」を一人ひとり丁寧に確認したうえで、その方に最適な施術を行います。

髪の毛ほどの細さの鍼を使う、痛みのない優しい施術ですので、鍼が初めての方や、刺激に敏感な方でも安心して受けていただけます。

タリージェを飲みながら鍼灸を受けてもいいのか

「薬を飲んでいる間に鍼灸を受けても大丈夫ですか?」というご質問は非常によくいただきます。結論から言えば、多くの場合は問題なく、むしろ相乗効果が期待できます。

ただし、ご自身の病状や服薬の状況によって異なる場合がありますので、かかりつけの先生にひと言相談してから来院されることをおすすめしています。当院にお問い合わせいただいた際にも、状況をお聞きしたうえでご案内しますので、まずは気軽にご連絡ください。

「効果が出るまで待つ」ことと「見直す勇気」のバランス

薬を信じて待つことは大切です。しかし、何ヶ月も効果を感じられないまま副作用だけを抱えて飲み続けることが、本当にあなたの体のためになっているかは、立ち止まって考える必要があります。

「もう少し待てば効くかもしれない」という期待と、「このまま飲み続けていいのか」という不安の間で揺れているなら、その感覚は正直で大切なものです。一人で抱え込まず、主治医、そして当院のような東洋医学の専門家にも気軽に相談してみてください。

私がいつもお伝えしているのは、「薬をやめることが目標ではなく、あなたが楽に毎日を過ごせることが目標」だということです。そのためにできることを一緒に考えていきましょう。


院長:泉

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