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頭の中がうるさくて眠れない…頭鳴りの原因と対処法

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こんにちは。富山寿楽堂鍼灸院・整体院の泉賢秀です。突然ですが、頭の中や後頭部のあたりで「キーン」とか「ザーッ」という音が鳴り続けて、何だか気になって仕方がない…という経験はありませんか?

耳の中が鳴っているわけではないのに、頭のどこかで音がしている感じ。「これって病気?」「脳に何かあるのかな…」と、不安になってしまう方もたくさんいらっしゃいます。

今日は、その正体かもしれない頭鳴り(ずめい)について、原因から改善策まで、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。

院長:泉

30年近く多くの方の頭鳴りや耳鳴りを診てきた経験から言うと、「病院で異常なし」と言われた後も症状が続いている方は、からだとこころのバランスが崩れているサインであることがほとんど。西洋医学的な検査には映らない状態を東洋医学で整えることで、楽になっていく方がとても多いんです

目次

頭鳴りとは何か?まずその正体を知ることから始めましょう

「頭鳴り」という言葉、初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。実はこれ、医学の教科書にもあまり載っていない症状で、「頭鳴(ずめい)」「頭鳴症」とも呼ばれています。頭の内部や後頭部・頭頂部・こめかみあたりで、外から音が聞こえているわけでもないのに音の感覚がする、という状態のことを指します。

音の種類はさまざまで、「キーン」という高い音、「ザーッ」という砂嵐のような音、「ドンドン」という響く感じ、「ゴーッ」という低い音など、人によって全然違います。

大事なのは、耳鳴りとは明確に異なる症状だということです。耳鳴りは「耳の中や耳のそば」で音を感じますが、頭鳴りは「頭全体」または「頭の奥深く」から音がするように感じます。この「音の出どころ」の違いが、耳鳴りと頭鳴りを分ける最大のポイントです。

こんな音が聞こえていたら頭鳴りかもしれません

次のような音の感覚が気になっているなら、頭鳴りの可能性があります。当てはまるものはありましたか?

  • 頭の中央や奥で「キーン」「ピー」という高音が鳴り続ける
  • 後頭部や頭頂部から「ザーッ」「ゴーッ」という低い音がする
  • 夜、静かな場所にいると頭の中の音が特に気になる
  • 疲れているときや、ストレスが重なったときに音がひどくなる
  • 耳の聴力検査では「異常なし」と言われた

一つでも当てはまるものがあった方は、ぜひこのまま読み進めてみてください。

頭鳴りはなぜ起こるのか?原因を東洋医学と現代医学の両面から考える

頭鳴りが起こるメカニズムは、まだ完全には解明されていない部分も多いのが正直なところです。しかし、私がこれまで多くの方を診てきた経験と、東洋医学・現代医学の両面から見えてきた原因があります。それを順番にお伝えしていきます。

原因① 自律神経の乱れ

頭鳴りの背景にある原因として最も多いのが、自律神経のバランスの乱れです。自律神経は、血管の収縮・拡張をはじめ、聴覚系の神経にも深く関わっています。交感神経が過剰に働き続ける状態が続くと、脳や内耳への血流が不安定になり、頭の中で音が感じられるようになることがあります。

「仕事のストレスが続いてから音が始まった」「育児や家事で休む暇がなくなってから症状が出た」という方は、このパターンに当てはまることが多いです。

原因② 首・肩・後頭部の筋緊張

デスクワークやスマートフォンの使いすぎによる首肩の慢性的なこり・緊張も、頭鳴りを引き起こす大きな要因のひとつです。首や後頭部には無数の筋肉と血管・神経が密集していて、この部分が硬くこわばると、頭部への血流が低下し、神経が過敏になることがあります。

「頭鳴りと一緒に首肩のこりや頭痛もある」という方は、首・肩の緊張が影響している可能性が高いです。

原因③ 脳の過敏状態(脳過敏症候群)

長年の偏頭痛が繰り返されたり、強いストレスにさらされ続けたりすることで、脳そのものが過敏な状態になってしまうことがあります。これを「脳過敏症候群」と呼ぶことがあり、この状態では脳が通常よりも強く音を感じ取ってしまうため、頭の中でうるさく音が鳴り響くように感じることがあります。

原因④ 東洋医学的に見た「腎虚」と「肝火」

東洋医学では、頭鳴りを「腎(じん)の気の低下」や「肝(かん)の熱が上に上がる状態」と関連して捉えます。腎は「耳・脳・老化」と深く関わる臓腑であり、腎の気が弱まると頭や耳に関連する症状が出やすくなります。また、強いストレスや感情の抑圧が続くと、肝の気が乱れて熱が頭部に上昇し、頭の中が騒がしく感じられることがあります。

更年期の女性や、慢性的な疲労・睡眠不足が続く方に多く見られるパターンです。

こんなとき、まず病院へ。危険なサインを見逃さないために

頭鳴りの多くはすぐに命に関わるものではありませんが、なかには早急に医療機関を受診すべきケースもあります。自己判断で放置することのないよう、危険なサインを知っておくことがとても大切です。

以下のような症状が重なっている場合は、まず脳神経外科や耳鼻咽喉科を受診することを強くおすすめします。

  • 突然、頭の中で爆発するような音がした(拍動性の頭鳴り)
  • 頭鳴りとともに激しいめまいや吐き気が起きている
  • 片方だけに頭鳴りがあり、聴力が急激に落ちた
  • 手足のしびれや麻痺、言葉が出にくいなどの神経症状がある
  • 最近、頭部を打つなどの外傷があった

これらに当てはまらない、「検査では異常なし」と言われたのに音が続いている状態というのが、私のところにご相談いただく方の多くのケースです。

病院で「異常なし」と言われた頭鳴りに、東洋医学ができること

「MRIも撮ったし聴力検査も正常。でも音は毎日鳴っている。」こういう状況はとても辛いですよね。「気のせいですよ」と言われて、途方に暮れた経験がある方も少なくないと思います。

東洋医学では、検査機器に映らない「気の流れ」「血の巡り」「臓腑のバランス」を診ることができます。当院では「唾液アミラーゼによるストレス検査」と「寿楽堂独自の気診(胸鎖乳突筋検査法)」を組み合わせることで、その方の根本的なからだの状態を把握し、施術に活かしています。

鍼灸・気功整体で整えるアプローチ

頭鳴りに対して当院が行う鍼灸施術では、自律神経の調整を中心に置いています。特に腎経・肝経のバランスを整えるツボへのアプローチは、頭部の気血の滞りをほぐし、脳や内耳への血流を改善することに繋がります。

施術を受けてすぐに感じていただける変化として、「施術後にからだがじんわり温かくなる」「首や肩がほぐれて頭が軽くなる」「夜ぐっすり眠れるようになった」という声をよくいただきます。

音がすっかりなくなるには個人差がありますが、まずからだ全体の自然治癒力を引き出すことで、症状が徐々に和らいでいく方が多いのが特徴です。

自宅でできるセルフケアも大切に

施術と並行して、日常生活の中でも取り組んでいただけることがあります。特に効果を感じやすいのは次のようなケアです。

  • 首の後ろ(風池・天柱のあたり)をそっと温めるか、ゆっくりほぐす
  • 入浴は湯船にしっかりつかり、副交感神経を優位にする
  • 寝る前のスマホ・PC操作をできるだけ控え、睡眠の質を高める
  • 深呼吸を意識的に取り入れ、交感神経の緊張を緩める
  • 水分をこまめに摂り、血流を助ける

「あれもこれも」と全部一度にやろうとしなくて大丈夫です。まずひとつだけ、今夜から試してみてください。

頭鳴りと向き合う方へ、私からお伝えしたいこと

頭の中で音がする、という症状はとても孤独な辛さがあります。見た目には分からないし、検査でも映らないことが多い。「大げさに思われるかも」と、誰にも言えずに一人で抱えている方も多いのではないでしょうか。

でも、その音はあなたのからだが何かを訴えているサインです。疲れていること、バランスが崩れていること、もっと自分を大切にしてほしいということを、からだが声にしているのかもしれません。

私は30年近く、東洋医学の視点からこころとからだを同時に診る施術を続けてきました。「治らないかもしれない」と半ば諦めかけていた方が、少しずつ音が気にならなくなっていく姿を何度も見てきています。あなたも、ひとりで悩まないでほしいのです。

気になることがあれば、どんな小さなことでも構いません。いつでもお気軽にご相談ください。あなたのこころとからだの健康を、全力で応援しています。


院長:泉

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