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季節の変わり目に効くツボ|寒暖差疲労を和らげる東洋医学のセルフケア

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朝は冷えるのに昼間は汗ばむほど暑い、そんな日が続いているとき、なんとなく体がだるかったり、頭が重かったりしていませんか?

それ、もしかしたら寒暖差による自律神経の乱れが原因かもしれません。いわゆる「寒暖差疲労」と呼ばれる状態で、季節の変わり目に特に多くの方が悩まれています。

薬を飲むほどでもないけれど、なんとなくずっとしんどい。そういうときこそ、東洋医学のツボを上手に活用してほしいのです。今回は30年・17万人以上の施術経験から、特に効果を感じていただけているツボとセルフケアの方法をご紹介します。

院長:泉

寒暖差が続く時期になると、「なんか最近ずっと疲れてる気がする」という方がぐっと増えます。この疲れ、根っこは自律神経の消耗にあることが多いんですよね。ツボを上手に使いながら、できるだけご自身で日々のケアをしていただけたら、と思ってこの記事を書きました

目次

なぜ寒暖差で体がだるくなるの?

季節の変わり目になると体調を崩しやすい、という方はとても多いですよね。その背景にあるのが、自律神経の過剰な働きです。自律神経は体温調節を担っているため、気温の変化が激しくなるほど、その調整のために莫大なエネルギーを消耗してしまいます。

1日の気温差が7℃以上になると、体はそれに対応しようとして自律神経をフル稼働させます。この消耗が積み重なったとき、「なんとなくだるい」「頭が重い」「朝なかなか起きられない」という症状として現れてくるのです。

東洋医学では、こうした状態を「気の不足」や「気血の滞り」と捉えます。季節の変わり目は、陰陽のバランスが揺らぎやすい時期。体の中の流れが乱れることで、さまざまな不調が連鎖的に生じると考えるのです。

こんな症状、思い当たりませんか?

寒暖差による自律神経の乱れは、実にさまざまな形で体に現れます。代表的なものを挙げると、頭痛やめまい、肩こり、手足の冷え、胃腸の不調、倦怠感、不眠、そしてなんとなく気持ちが落ちこみやすくなるといったことが挙げられます。

特に女性の方は、ホルモンバランスの影響もあって症状が出やすい傾向があります。30〜50代の方から「季節の変わり目になると決まってしんどくなる」というお声を、当院でも毎年多くいただいています。

寒暖差疲労に効くツボ、実践的なガイド

ここからは、実際に当院でも活用しているツボをご紹介します。場所さえ覚えてしまえば、自宅や職場のちょっとした隙間時間にできるセルフケアです。ひとつひとつ、ていねいに押してみてください。

合谷(ごうこく)―万能のツボ

東洋医学でもっとも有名なツボのひとつが、この合谷です。手の親指と人差し指の骨が合わさる手前のくぼみにあります。

自律神経を整える効果が高く、頭痛・肩こり・だるさ・胃腸の不調など、寒暖差疲労の典型的な症状の多くに対応できるのが合谷の特徴です。反対側の親指と人差し指でつまむように押し、「少し痛いけれど気持ちいい」程度の強さで5〜10秒かけてゆっくり押し、またゆっくり離すを繰り返します。左右それぞれ3〜5回を目安にどうぞ。

足三里(あしさんり)―体のスタミナを補う

膝の外側にあるくぼみから指4本分ほど下に下がったところが足三里です。胃腸の働きを助け、全身の気の流れを整えることで有名なツボです。

寒暖差疲労では消化器系も弱りやすいため、食欲不振・胃もたれ・下痢気味などの症状がある方には特におすすめです。座った状態で親指でじっくりと押し込むように刺激してみてください。

三陰交(さんいんこう)―女性に特におすすめ

内くるぶしの頂点から指4本分ほど上、脛骨の後ろ側にあるのが三陰交です。肝・脾・腎という3つの経絡が交わるため、三陰交と呼ばれています。

冷え・むくみ・睡眠の乱れ・ホルモンバランスの不安定さなど、女性特有の悩みに幅広く対応できるツボです。特に40〜50代で更年期症状と寒暖差疲労が重なっている方には、毎日少しずつ刺激を続けることで体質の底上げにつながります

労宮(ろうきゅう)―心身のリラックスに

手のひらの中央、握りこぶしを作ったときに中指の先端が当たる場所が労宮です。心の緊張を緩め、自律神経のバランスを整える働きがあります。

なかなか眠れない、気持ちが落ち着かないというときに、呼吸を整えながらゆっくり押すと効果的です。お風呂に入りながら刺激するのもおすすめですよ。

神門(しんもん)―不眠・不安に

手首の小指側、横じわのやや内側にあるくぼみが神門です。心(しん)の気を安定させ、眠れない夜や気持ちが波立つときに効果を発揮します。

寒暖差疲労で夜中に何度も目が覚める、寝つきが悪いという方は、就寝前にこのツボをやさしく刺激する習慣をつけてみてください。

太衝(たいしょう)―気の流れを解放する

足の甲、親指と人差し指の骨が合わさる手前にあるのが太衝です。肝経のツボで、ストレスによる気の停滞を解消する力があります。

イライラしやすい、頭に血が上りやすい、頭痛が側頭部や目の奥に出やすいという方に特に向いています。強めに押すとかなり痛みを感じることもありますが、それだけ気が詰まっているサインでもあります。

ツボを押すときの大切なポイント

ツボ押しの効果を高めるために、いくつか知っておいてほしいことがあります。まず、力任せに強く押すのは逆効果になることがあります。「気持ちよく痛い」という感覚を目安に、ゆっくりと圧をかけてゆっくりと離す、この繰り返しが基本です。

また、ツボを刺激するタイミングも大切です。お風呂上がりで体が温まっているときや、就寝前のリラックスタイムに行うと、自律神経の副交感神経が優位になりやすく、より効果を感じやすくなります。逆に空腹時や食直後、飲酒後は避けるようにしてください。

1日1〜2回、毎日継続することが体質の底上げにつながります。「今日だるいから押す」という対処だけでなく、調子がいい日も続けることで、寒暖差に負けにくい体づくりができていきます。

セルフケアと合わせて取り入れてほしい生活習慣

ツボ押しと並行して、日常生活でも意識してほしいことがいくつかあります。

まず入浴です。シャワーだけで済ませている方は、ぜひ湯船にゆっくりつかる習慣を取り戻してください。38〜40℃のぬるめのお湯に15〜20分つかることで、体の芯から温まり、自律神経のバランスが整いやすくなります。

次に体を温める食べ物を意識することです。東洋医学では生姜・葱・かぼちゃ・根菜類などの「温性食材」が体を温め、気血の循環を助けると考えます。冷たい飲み物や生ものを多く摂ると、体の内側から冷えが進んでしまいます。

そして、服装での体温調節も欠かせません。「脱ぎ着できる重ね着」を意識して、気温差に対応できる準備を日常から整えておくことが、自律神経の余計な消耗を減らすことにつながります。

セルフケアで改善しないときは、根本から整えることが大切

毎年この時期になると決まって体がしんどくなる、セルフケアをしても一時的には楽になるけれどまたすぐぶり返す、という方は少なくありません。そういった場合、体の深いところで自律神経の慢性的な乱れが起きていることが多いです。

当院では、唾液アミラーゼを用いたストレス検査と東洋医学の気診を組み合わせて、あなたの体の状態を丁寧に分析します。どのツボを、どのような刺激で整えれば最も効率よく回復できるか、一人ひとりに合わせた施術計画を立てていきます。

「鍼が怖い」という方も多いのですが、当院の施術は子どもでも受けられるほどやさしい刺激です。痛みのない、ふわっとした感覚のなかで体が整っていくのを、多くの方が体感してくださっています。

寒暖差による体の疲れは、我慢していても自然には改善しにくいものです。ひとりで抱えこまず、ぜひ一度ご相談ください。30年・17万人の実績とともに、あなたの体とこころに寄り添います。


院長:泉

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