流産の鍼灸整体｜
富山寿楽堂鍼灸院・整体院

流産の症例報告

流産とは

流産とは、妊娠22週未満で母親の胎内にいる赤ちゃんが何らかの原因で亡くなってしまい、妊娠が継続できなくなることです。妊娠22週という境界線は、赤ちゃんが母体外で生存できる可能性の有無を基準としており、22週以降の場合は「死産」と呼ばれます。流産の中でも特に妊娠12週未満の早い時期に起こるものを早期流産と呼び、これが流産全体の約90％を占めています。

流産は決して珍しいことではなく、妊娠が確認された女性の10～20％に起こるとされており、妊娠を希望する多くの女性が経験する可能性のある出来事です。主な症状として、性器からの出血や下腹部痛、腰痛などが代表的ですが、稽留流産のように赤ちゃんは亡くなっているものの出血や腹痛などの自覚症状が全くない場合もあり、定期検診で初めて発見されることもあります。

厚生労働省の人口動態統計によると、令和3年度の死産数（妊娠12週以後）は16,277件（死産率19.7%）となっています。流産は妊娠確認後の約15％の頻度で発生し、妊娠を自覚する前の流産まで含めると全妊娠の30％にも達すると考えられています。

これは年間約45万件の不妊治療実績の中で、40歳をピークに流産数も1,896件と最多となっており、母体年齢とともに流産率が上昇する傾向が明らかになっています。具体的には、30歳未満の女性では12％程度であるのに対し、45歳以上では50％以上の流産率となり、現在日本では推定で年間数万人の女性が流産を経験していると考えられます。

流産を適切に処置せずに放置すると、子宮内に残存した組織により感染症を引き起こし、発熱や腹痛、大量出血などの重篤な症状が現れる可能性があります。特に稽留流産の場合、放置していると必ず進行流産に移行し、強い腹痛と大量の出血を伴い、危険な状態に陥る場合があります。

また、精神的な面では、流産の悲しみを一人で抱え込み続けることで、うつ病や不安障害などの精神疾患を併発するリスクが高まり、日常生活や仕事、人間関係に深刻な影響を与えます。さらに、流産を繰り返す不育症の場合、原因を特定せずに放置すると、将来的に妊娠・出産の可能性が著しく低下し、生涯にわたって子どもを授かることができない可能性もあります。

流産の原因

開院以来、当院には流産でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、流産の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものが流産の原因として挙げられます。

流産はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも流産でお困りの方が数多く来院されますが、検査をしても身体に明確な異常が見つからないことも少なくありません。だからこそ、根本改善を目指すには、こころと身体の両面から丁寧に状態を見極める検査が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

流産でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

医療機関とはここが違います

流産の場合、医療機関では以下の治療法が一般的です。

薬物療法（経口中絶薬）

強い腹痛や大量出血を伴うことがあり、完全に排出されない場合は結局手術が必要になることがあります。また、厳重な管理が必要で、薬剤費も高額になり、すべての医療機関で実施できるわけではないため、アクセスが限られる場合があります。

待機療法（自然排出）

排出時期が予測できないため、日常生活の計画が立てにくく、突然の大量出血により緊急搬送が必要になるリスクがあります。また、完全に排出されない場合は感染症のリスクが高まり、結果的に手術が必要になることも多く、精神的な負担も長期間続きます。

不育症検査・治療

検査費用が高額で、原因が特定できない場合も多く、治療効果が保証されるわけではありません。また、検査や治療に長期間を要し、その間の精神的負担が大きく、年齢的な制約もあるため、治療期間中に妊娠適齢期を過ぎてしまうリスクもあります。

流産を改善するために

流産を改善するためには、まず症状の原因を詳しく分析することが重要です。単なるストレスの問題だけでなく、様々な要因が大きく関与している場合もあります。

流産を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院では、流産の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は 優しいツボ治療を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

流産の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院で流産が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

流産の多くは、精神的ストレスだけでなく、精神的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

流産のQ＆A

流産は自然に治りますか？

流産自体は自然現象ですが、繰り返す場合は不育症の可能性があり、適切な検査と治療により妊娠継続率を向上させることができます。体質改善により自然妊娠・出産も可能です。

流産の人がやってはいけないことは？

喫煙、飲酒、過度なストレス、睡眠不足、激しい運動、カフェインの過剰摂取は避けるべきです。また、自分を責めすぎることも精神的な回復を妨げるため注意が必要です。

反復流産と習慣流産の違いは何ですか？

反復流産は2回以上の流産を繰り返した状態で、習慣流産は3回以上の流産を繰り返した状態です。現在は2回以上で詳しい検査を行うことが推奨されています。

流産後はいつから次の妊娠を試みてもよいですか？

一般的には月経が2～3回来てから次の妊娠を試みることが推奨されますが、個人差があるため医師と相談して決めることが重要です。

流産後に妊娠しやすくなることはありますか？

流産後は一時的にホルモンバランスが整い、妊娠しやすくなる場合があります。ただし、根本的な原因が解決されていない場合は再び流産するリスクもあります。

流産が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、流産の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、症状の軽減を目指します。

流産でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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