多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

多嚢胞性卵巣症候群の症例報告

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）とは

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）は、卵巣に小さな嚢胞（卵胞）が多数たまることで排卵障害を引き起こし、結果として生理不順や不妊の原因となる状態です。卵巣に男性ホルモンの分泌が増える、排卵がうまくいかないなどが特徴で、ホルモンバランスの崩れによる様々な症状が現れます。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の分類

• 月経異常型（生理不順・無月経・不正出血などが目立つタイプ）
• 排卵障害型（不妊の原因となる排卵障害が主となるタイプ）
• 男性化型（多毛や肌荒れ、男性ホルモンの上昇が強いタイプ）

日本では20代～40代の女性の約5～10％が多嚢胞性卵巣症候群と診断されているとされ、全国で数十万人規模の患者がいると推定されています。厚生労働省の調査や婦人科専門医の報告でも、多くの若い女性に一般的にみられる疾患の一つとなっています。

PCOSが長期間治療されない場合、無月経や排卵障害が続き不妊の原因となることに加え、子宮内膜が厚くなり続けることで子宮体がんのリスクが高まります。また、インスリン抵抗性の発生や肥満の進行により生活習慣病（糖尿病・高血圧症・脂質異常症）の発症や悪化につながることもあります。

進行すると一般の排卵誘発剤が効きにくい「薬剤抵抗性」となるケースや、精神的なストレスや自尊心の低下、社会的な孤立にもつながりかねません。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の原因

開院以来、当院には多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）でお困りの方が多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

次のようなものが多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の原因として挙げられます。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）はこれらの複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）でお困りの方が多く来院されますが、病院で検査を受けても「異常なし」と言われてしまうケースは少なくありません。だからこそ、根本改善のためには、身体のバランス、自律神経の状態など、身体全体を丁寧にみていく検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

ホルモン療法

月経やホルモンバランスを整える効果がある一方で、吐き気や頭痛、むくみなどの副作用が出やすく、体質によっては合わないこともあります。長期の服用にはリスク管理が必要です。

排卵誘発剤

妊娠につながる大きな武器になりますが、まれに卵巣が腫れる「卵巣過剰刺激症候群（OHSS）」を引き起こしたり、多胎妊娠になる可能性もあるため注意が必要です。

メトホルミン（糖代謝改善薬）

排卵機能の改善に役立ちますが、下痢や吐き気などの副作用が出ることがあります。薬に頼るだけでなく生活習慣の見直しも併用することが大切です。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）を改善するために

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）を改善するためには、まずその原因を丁寧に分析することが何より大切です。単なるホルモンバランス・精神的ストレスなど、さまざまな要因が関わっている場合が多く見られます。

だからこそ、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の根本改善を目指すには、原因を正しく見極めることが欠かせません。的外れな対処を続けていても、症状の改善は難しいのです。

当院では、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の原因を 内因性ストレス・外因性ストレス・その他のストレス の観点から多角的に分析します。

内因性ストレス（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚といった感情の影響）、外因性ストレス（気候や環境要因）、さらには暴飲暴食や過労などの生活習慣も考慮し、根本的な改善を目指します。

過去の改善事例と照らし合わせながら、一人ひとりに最適な施術プランをご提案し、最短での回復をサポートします。

当院の特徴

当院では 国家資格を持つ鍼灸師が施術を担当し、専門的な知識と技術で患者様の症状に向き合います。施術は優しいツボ治療 を中心に行い、身体への負担を最小限に抑えながら、自然な回復を促します。

また、無理に強い刺激を与えずに効果を引き出す施術を大切にしており、鍼が初めての方や刺激が苦手な方にも安心して受けていただけます。

症状の根本原因を見極め、適切な施術を行うことで、身体のバランスを整え、不調の改善を目指します。

当院で多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）が改善する理由

30年で17万人以上の施術実績が、その効果を裏付けています。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の多くは、身体的・精神的・社会的・化学的など、さまざまなストレスが関係しています。

当院では、寿楽堂独自の気診を用いた鍼灸整体施術により、こころと身体の両面を施術し、症状の根本改善を目指します。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）のQ＆A

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）は自然に治りますか？

自然に改善する例もありますが、多くのケースでは専門的な治療や生活改善が必要です。放置はリスクとなるため、早めに医療機関を受診しましょう。

PCOSがやってはいけないことは？

無理なダイエットや自己判断でのサプリ使用、大きなストレスや睡眠不足は避けてください。治療計画は医療者と相談の上で進めるのが大切です。

再発することはあるのか？

体質や生活環境によっては再度月経異常が出るケースもあります。日々の自己管理や定期的な医療チェックで再発を防ぎましょう。

後遺症や合併症のリスクは？

無治療や管理不足では子宮内膜増殖症や体がんなど合併症リスクが上がりますが、適切な治療でこれらのリスクを下げることが可能です。

妊娠や出産への影響は？

排卵障害の治療や体重管理により妊娠は十分可能です。妊娠希望の場合は早めに相談をおすすめします。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院で鍼灸気功整体の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）の方に対し、全身のバランスを整える施術を行い、日常生活の質の向上をサポートしています。鍼灸整体の施術により、身体の巡りを整え、自然な回復を促すことで、症状の改善を目指します。

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）でお困りの方は、お気軽にご相談ください。